穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 71185 EBS 143 056-0 Ep.6 その1

模型店特注品

 やっと休日となりまして、この1カ月の疲労蓄積を挽回しようと思いましたが、ナカナカそういう訳にはいかず調子のすぐれない1日になりました。

 終日雨天でしたので、昨日やってきたプラム屋の安普請ちゃんをいじるわけにもいかず、デカい箱は部屋に鎮座したまままです。そんな中で今回は少し前にやってきた東独電機となります。

 マシンは143形という、皆さんお馴染みで久しい電機となりますが、いよいよ淘汰も終盤になりつつあります。といっても両数が900両以上あるグループでしたので、まだ100両以上活躍しています。

 それでもドイツ鉄道から移籍するマシンも増えていまして、本機もそのグループになります。

 056号機という初期のマシンですが、綺麗に整備されてエアフルトの鉄道運行会社に所属しています。同社は古いマシンを集めて、ツアー旅行や特殊貨物輸送などを行う専門のようです。他に140形や142形、219形などのマシンを保有したり、貨物サービス用として最新のシュタッドラー社のオイロデュアルまで所有しているなど、日本にはない形態の会社のようです。

 さて、そのような特殊会社のマシンですので、通常のモデルで発売されるという訳ではなく、今回は穂のでん御用達のデュッセルドルフの2軒の模型店のうち、トフトフ屋から発売されました。

 ということで、ケースにはトフトフ屋のロゴが印刷されています。模型店がピコに特注して作らせた商品ということになります。

 塗装のなせる業なのか、古いマシンでありながら結構精悍な形態の新しいマシンのように見えてしまいます。不思議だ。

 

・・・次回へ続く。