穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ÖBB 1016 035-6 'Railjet Color design study' Spirit of Linz

すぐに消滅 「林茨魂」のマシンは1016形の035号機。034号機の白い部分が、赤くなったというバージョンです。 こちらはイェーゲンドルファーの製品。ピコの製品は、当時の神保町のお店には入荷しましたが、購入せずにスルーしてしまいました。 レイルジェット…

ÖBB 1016 034-9 'Railjet Color design study' Spirit of Salzburg その2

Jägerndorfer 70300 3両セットより ピコの製品は、実車の登場から時間をおかずに発売するケースも多いのですが、イェーゲンドルファーの製品は、会社の資金繰りの関係もあるのか、ようわからん発売時期や販路であり、入手が容易な場合と極端に苦労する場合と…

ÖBB 1016 034-9 'Railjet Color design study' Spirit of Salzburg その1

ピコの製品から レイルジェットは、新しいサービス提供思想に基づいて設計され製造された客車列車です。先例があって、ドイツでは短期間に終わった「メトロポリタン」がベースになっています。 その列車の専用機として、増備が進んでいたタウラスが適用され…

レイルジェットをどうしよう

日本でも認知? 欧州で問題となっている難民対策のニュースで、日本のお茶の間にも放映され、赤い車体の特急列車が走っているということが漸く一般にも認知されたようです。 ワインレッドの美しい塗装。機関車と客車が統一されたスタイル。オーストリアだか…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その10

8045F Aug. 1979 田園都市線から東横線に転入直後の編成です。 当時の田園都市線は大井町~つきみ野。長津田から先は単線。緑色の3450形から最新鋭の8500系まで、ありとあらゆる形式が混ざって活躍する、変な路線でした。二子玉川園~渋谷→半蔵門線は、新玉…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その9

8031F Aug. 1980 昭和55年7月~8月限定の、6連急行編成です。 少し急行板が大きすぎたので、作り変えましょう。 急行板の取付も傾いて上を向いています。確実に交換しないと。 クハ8031.SR無線試験編成の名残りとして、アンテナが2本立っている時代で…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その8

身近な存在は 車体の再組立てを進めます。今回は車間の連結器も含めすべてTNカプラ化して編成日も追及することにしました。 今回のセットは、恐ろしいことに動力化用の台車枠が付属パーツとして「入っていない」ということも特徴です。いったい何を考えて…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その7

70年代のスタイル絶好調 4扉車で8扉分16枚が12両+3両分あるので、時間をかけて転写作業となります。インレタは3枚準備しましたので、1枚ごとに一気に仕事を行うため、3日も転写に確保しました。 すべてが成功というわけではなかったので、広告部に少し欠け…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その6

治具を作る インレタが苦手なので、環境を整えて施工しないといけません。 こんなにも雰囲気の良いインレタですので、無駄なく転写できる環境が重要です。 東急の鉄コレの窓は、裏側は凹んでいるのでインレタには不向き。実物も外側にシールを貼っているので…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その5

魔の大量レタリング 前面窓のHゴムが黒いのが全く気に入らないので、灰色の色差しをします。 左側が色差し後、右側が色差し前です。灰色のHゴムは経年に弱く、5~6年も使用していると表面が脆化してボロボロになりました。現在はHゴムを使用する場合は…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その4

屋根を仕上げる 今回の最大の特徴を出す屋根は、先に仕上げてしまいます。 パンタグラフは安価なトミックスのPG16を使用し、PT42らしく見せています。濃い灰色に塗装した屋根のデハ8100のパイピングは、薄い灰色で色差しをし、VE管のように見せています。この…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その3

大量生産方法 一度に15両をいじるとなると、場所もそれなりに必要となります。屋根、車体、窓、床下、台車などなど分解してそれぞれのパーツをいじることになりますが、穂のでん流の改造は深入りしないことをモットーとするのは承知の通り。 まずは、今回…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その2

東横線 6両が基本でしょ 東横線での8000系は、末期は8連で揃えられていましたが、穂のでんが毎日利用していた頃は5,6,7連が入り乱れていた時期となります。まだまだ旧5000系の活躍もしていた頃で、最も多種多様な車両が共に走り回っていた時期になり…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 その1

基本は東横線でしょ 8000系の登場は東横線での5連。その後、旧:田園都市線(大井町~二子玉川を含む)にも進出し、新規開業した新玉川線の専用車も登場しました。 田園都市線の分離独立と大井町線の復活により、8000系は増備を繰り返しながら東横線と大井…

Roco 62597 SLB 91

1両のみの希少車 タウラスは大量に存在し、色々な会社で使用されていますが、こちらは1形式1両というような珍しい存在となっています。 ザルツブルクのローカル私鉄。ナローの路線や街中の地下鉄/軌道の路線を営業している会社に、なぜか虎の子の1両タ…

Märklin 39864 ES 64 F4-206 Ep.6 その3

軽快なスタイルに化ける パンタグラフを載せ換えると、やはり薄い車体の屋根上重い感が軽減されました。 Befor After 前後を結ぶ特高バーと同じ程度の高さに収まり、やっと実車と同じようなサイドビューになった感じです。 折角なので反対サイドも 良い雰囲…

Märklin 39864 ES 64 F4-206 Ep.6 その2

パンタグラフの改善へ メルクリンのモデルは、過去の経緯を大切にする部分があるため、従来の架線集電によるアナログ運転マニアの方でも楽しめるよう、パンタグラフは強固なものを今でも採用しています。 このパーツのために、薄い車体の189型ではパンタグラ…

Märklin 39864 ES 64 F4-206 Ep.6 その1

ゴッホ 2015年の偉人シリーズは、画家のゴッホでした。Lok & More社がデザインしたラッピング車は、メルクリンからの発売となりました。今回はトリックスからの発売は無いので、3線式での入線となりました。 1エンドの左側は、若いころの自画像をベースに…

Roco 43413 DB 111 189-7 "150 Jahre dt.Eisenbahn" その3

余り手をかけずに 111型は、今後も暫く活躍すると思いますが、少しずつ数を減らしてきています。ということは、模型製品でも何年か後にフィーバーを迎えることになるのでしょうから、普通の古い製品に手を加えても、無駄になってしまうかもしれません。 とい…

Roco 43413 DB 111 189-7 "150 Jahre dt.Eisenbahn" その2

いきなり完成形へ といっても、途中経過の記録は無し。いきなり完成姿になってしまいます。 年末にポチしたロコ純正パーツを用いたお手入れ。といっても最近の111型のレベルに合わせる改装が主体です。 主な変更は、パンタグラフ+ガイシの交換、パンタシリ…

Roco 43413 DB 111 189-7 "150 Jahre dt.Eisenbahn" その1

古い限定品? モデルバーンの東京店が池袋から渋谷の猿楽町に昨年末移転しました。どちらかというと以前にあった恵比寿の店舗跡にちかいという感じです。ということで移転祝いも兼ねて移転開店後に訪問した際、中古の棚がレジ前に新設されて、気になる1台が…

これがメルクリン?

久々のヒット作登場! と、お題は期待が叶う製品登場のようですが、まるで反対の最悪状態。 年始早々に到着した昨年の新製品は、Loc&More社の提携で発売された、ドイツ統一25周年を記念したラッピング車となった、Dispolok所属で現在はTxLogistik社にリー…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 速報編 その2

設定が絞れず 先頭車はクハ。正面貫通扉の上角が丸い縁取りの2次車以降のモデル。 空調のキセは中間車と同じ。無線アンテナは別添パーツを各自取り付けするようになっています。無線アンテナの配管を再現する必要がある場合は、各自創意工夫です。 通過表示…

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行電鉄8000系 速報編 その1

本年の「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」モデル 毎年東急電鉄の過去の車両が鉄コレで新発売される横浜での鉄道模型フェスティバル。今年は8000系初期車。初期車と言っても冷房装置搭載かつ小型行燈式側面表示器仕様の2~6次車。まさに東横線や田園都市線のヌシ…

Roco 63674 / 69674 Siemens ES64U2 027 Ep.5 その6

3パンタ仕様車 064号機に仕立てました。 特にパンタ以外の手入れは車番変更くらいで、手に入れた状態も全くの新品状態の手つかずというものであり、2線式化が最大の工事でした。 1エンド側が2パンタ揃っていますので、こんな感じに見上げられます。 少し…

Roco 63674 / 69674 Siemens ES64U2 027 Ep.5 その5

揃いすぎ? 製品ノーマルの状態である027号機。 穂のでん標準仕様である1エンドダミー化としています。 次に、この027号機の重連運転の相手として整備したものは019号機としました。 どちらもロコのカプラーを装備して連結運転可能とします。モーター車のま…

Roco 63674 / 69674 Siemens ES64U2 027 Ep.5 その4

化ける相手 さて、このWLA所属のタウラスは、当初は比較的多くの両数がありました。大きく分けて2グループあり、前半が2パンタ車、後半が3パンタ車となります。 貨物用として使われることが大部分なので、重連運転の場合もあります。 よって、今回WLA塗装…

Roco 63674 / 69674 Siemens ES64U2 027 Ep.5 その3

2線式化完了 必要分の車輪を外したら、古いギアのついた軸に車輪を圧入します。 圧入は従来通り卓上万力で軸ぶれが起きないよう少しずつ回しながらハンドルを回転させていきます。完成したら転がしてブレが無いことを確認しておきます。 8軸すべてを作業し…