穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ES64Fシリーズの比較をやってみた

ドイツ機とデンマーク機 近頃入線したヘルヤンマシンのEG3100とロコの152を並べてみました。 前面のパーツが微妙に違うことが、これで判ります。正面の印象というのは大雑把な状況しか覚えていないもので、相当思い入れが無い限りは、1両オンリーではわから…

Roco 62700 DB 152 096-4 Ep.5

Siemens ES64F 失敗作だといつも書いているこの152型ですが、車体はすっきりしていて貨物機らしい好ましさがあります。 DBでは101型に続いて登場した新形式シリーズの第2弾になるわけですが、貨物機前提として登場したため主電動機がツリカケ式の換装方式を…

Gützold 39400 DBAG 155 158-9 Ep.5

旧DRのCC貨物機 ちょうどDBで151型が増備されている頃、DRでは、この155型が増備されていました。東独マシンらしく、直線主体の構成による車体構造で、製作コストを削減していることが窺えます。 こちらのマシンも比較的使い勝手が良いのか、旧西独地…

南武線 旧型車の時代 その10

武蔵溝ノ口~津田山 溝ノ口の上りホームはカーブに引っ掛かっています。下り側の渡り線はカーブポイントで構成されていて、左側には変電所もあり、少々込み入った場所になります。 踏切を渡って左右にカーブが続き、終わると少々加速して勾配を上り、小さな…

南武線 旧型車の時代 その9

武蔵新城~武蔵溝ノ口 新城を出発すると、右側の建物がまもなく無くなり南武沿線道路が再び並走するようになります。第3京浜の高架下をくぐると、軽く右に曲がりながら踏切を横切り、自動車学校の横を走ります。この区間は比較的距離が長いので、旧国時代か…

南武線 旧型車の時代 その8

武蔵中原~武蔵新城 武蔵中原の駅を出発すると、左手に引き上げ線が現れ、その後大踏切を経てから中原電車区が拡がります。今は本線が高架化されて電車区構内は奥しか見えませんが、奥の方に隠されている車両が見えるようになりました。と言っても編成単位で…

南武線 旧型車の時代 その7

武蔵小杉~武蔵中原 今や小杉のホームを出るくらいから高架の勾配が始まりますが、昔の駅ではまだまだ2両目ぐらいの位置。ちょうどダイソーがあるあたりまでホームがありまして、その後小さな踏切が2箇所ありました。 そして、府中街道の踏切を通り、二ヶ…

HELJAN 44372 DB Schenker EG3105 Ep.6 その8

CCマシンの出来上がり 色入れを行うだけで、随分と製品の印象が変わりました。ちょっと安っぽい感じが残っていたのですが(値段は決して安くはないのですが)、屋根上が引き締まった分、相応の状態になったのかなあ、と感じます。 CC車両なので、少々車…

HELJAN 44372 DB Schenker EG3105 Ep.6 その7

色差しのみで完成す 車体については、手すり類の色差しのみとなります。 車体角部の長い手すり、前面窓下の手すりが洋白線のままになっていますので、こちらは赤の色差しを行います。以前から調合した塗料を保管していますので、そちらを筆塗りで使用します…

HELJAN 44372 DB Schenker EG3105 Ep.6 その6

手入れは順番に 下回りの手入れは不要で、車体のみの手入れになります。構造まで手入れをする必要はないので、今回は色差し手入れのみで済ませます。 まず屋根上ですが、屋根モジュールの塗色の灰色が実機よりもかなり薄めなので、少々濃い灰色に再塗装しま…

HELJAN 44372 DB Schenker EG3105 Ep.6 その5

更に動力方式は 動力台車の構造は、末期のフライッシュマンマシンとソックリの方法でした。先に紹介したBR101型と同じで、ウエイト下部に枕木方向に通したピンで台車を保持し、外す際は、そのピンを抜けば車体と台車が分離できます。 動力は両軸カンモーター…

HELJAN 44372 DB Schenker EG3105 Ep.6 その4

下回りの構成は? 車体を外して内部を見てみます。車体についてはプラの車体の全体は赤色の樹脂でモールドされていて、外部は赤に塗装されています。内側はプラの地色です。 光漏れ防止のアルミ箔が目立ちますが、ガラス類は接着剤併用で固定されています。…

HELJAN 44372 DB Schenker EG3105 Ep.6 その3

独特構造? チャイナ製モデルということで、一抹の不安を抱えます。車体細部を見ていきますが・・・。 手すり類は洋白線の別パーツで表現されていますが、これはモデルならではの状態。実機は車体色に塗装されています。 屋上パーツは、比較的細密に表現され…

HELJAN 44372 DB Schenker EG3105 Ep.6 その2

構造を把握する ヘルヤンマシンは、日本の模型屋さんでは見たこともないので、本機の入手は現地の模型屋を頼るしかありません。ヘルヤンのHPでも注文が出来そうですが、発送範囲を見るとEUに限られているようですので、模型屋頼みのみとなります。 2012…

HELJAN 44372 DB Schenker EG3105 Ep.6 その1

日本では珍しいモデル ヘルヤンというモデルメーカーは、あまり聞き慣れていない方が多いと思います。カトーのホビーセンターで扱っているストラクチャー類のキットで、多分思い出される向きもあると思いますが、日本で普通?に流通しているとしたら、そちら…

南武線 旧型車の時代 その6

向河原~武蔵小杉 向河原を出発し、踏切を横切った直後の架線柱は長く引き込み線時代のものが使われていました。すぐに左カーブが続き、品鶴線を横切るところまで続きます。当初の南武鉄道の計画では、このような大カーブは無く、川崎駅に直角に突入する路線…

TRIX 22716 DBAG 152 001-4 Ep.5 "DB 100Jahre MUSEUM"

ラッピングマシン続けて 152型は失敗作となったDBの貨物機ですが、まとまった両数が揃った形式のため、今でも地味に働いています。地味な存在ですのでラッピングマシンはそう多くありませんが、以前に紹介したポルシェマシンは有名どころであります。 さて、…

南武線 旧型車の時代 その5

平間~向河原 平間駅を出発すると、少しずつ周囲の土地が低くなってきて、アンダーパスが1か所あります。その後右にカーブして踏切2か所を超えると右側に変電所があります。 この場所が旧:武蔵中丸子駅跡地となっています。線路の両側に敷地が十分確保さ…

南武線 旧型車の時代 その4

鹿島田~平間 鹿島田駅を出発すると、まもなく府中街道の踏切を横断します。その後二ヶ領用水の要所、分水嶺の大師堀と町田堀の分岐点は、鳥居が残っていて、車内からも観察が可能です。ここまでは暗渠化されていないので、昔ながらの鉄橋も残っていますが、…

南武線 旧型車の時代 その3

矢向~鹿島田 矢向駅を出発すると、左右に振られて暫く直線区間となります。ヤードの引き上げ線が途切れると、塚越踏切。この踏切は十字路を横切る形になっていまして、南武鉄道の起工が行われた場所でもあります。 現在では高圧鉄塔を兼ねていた架線柱は架…

南武線 旧型車の時代 その2

尻手~矢向 尻手駅舎は地上にある木造家屋で、昔から変わりません。駅前の短い商店街は昔と変わらぬ風情が残っていますが、やたらと鉄筋マンションが増えて、息苦しさがあります。尻手黒川線の向かいは、長らく広大な空き地となっていましたが、今年の初めに…

南武線 旧型車の時代 その1

川崎~尻手 旧型車の定義は難しい時代となりましたが、ツリカケ電車を旧型車と定義すると、1970年代までがその時代となります。 その頃の川崎駅は、まだ横須賀線が東海道線と線路を共用していた時代。川崎駅の昼間時は、主に横須賀線のみ停車でした。た…

KATO 10-1345 南武線 クモハ11200 その3

クモハ11248 この車両は、廃車後も大船工場に保管されていましたが、同所の廃止とともに残念ながら解体されてしまったそうです。 日本では動態保存の文化がプアーであり、社会的な体制がプアーなことも一因となっているでしょう。 さて、このクモハはク…

KATO 10-1345 南武線 クモハ11200 その2

クハ16007 川崎寄りの先頭車。 旧31形のクハは昭和6年度のみの最終年度製造のみのため、台車が釣合梁式ではなく、おなじみのTR23を装備しています。 南武線では、このクハ16の基本番代車は比較的多く(といっても、このグループ自体の両数は少数で…

KATO 10-1345 南武線 クモハ11200 その1

浜川崎のヌシ登場! 最近の関水はどうしたものか、旧型国電を濫発しています。 ついに浜川崎支線の2両編成が登場してしまいました。 標準的なスタイルで製品化する、ということではなく、ご覧のように扉の状態を特定ナンバー車にして再現させてしまっていま…

Roco 62689 DB 111 017-0 "Bahnland Bayern" Ep.6

またもラッピングマシン ブルー系のラッピングマシンとして、ミュンヘン地区の111型の一群にこんなのがあります。 ある意味、数少ない111型の天国かもしれません。墺太利直通のローカルにも活躍中の同車。ロコ社の提供によるラッピングになっています。 この…