ドイツ機とデンマーク機
近頃入線したヘルヤンマシンのEG3100とロコの152を並べてみました。
前面のパーツが微妙に違うことが、これで判ります。正面の印象というのは大雑把な状況しか覚えていないもので、相当思い入れが無い限りは、1両オンリーではわからないものです。飯田線の旧型国電あたりとなると、同じクモハ54でも前面窓の形状とか位置、手すりの有無とか、それぞれ車体固有の特徴がありましたので、比較的覚えやすかったのですが、今となっては歳をとったせいか、すぐに忘れてしまいます。
横に並べると、長さの違いが明らかであります。比較的長い車体に見えがちな152型でも、このEG3100と並んでしまうとコンパクトマシンに見えてしまいます。
真横から見ると、B台車とC台車の違いが分かりやすいです。車輪のプレート部のディスクが目立ちます。どちらも好ましい出来上がりです。
EG3100は側窓前のミラーが別パーツで表現されています。ロコマシンは他社製品と同様塗装にて表現されています。塗り直した屋根のニュートラルグレーが若干薄めであるのが比較するとハッキリと分かります。実際のところ、この屋根の灰色が何なのか、色々写真を見てはいますが、判りません。裾よりは薄いようです。
細かいパーツ類は、やはりヘルヤンの造りとロコの造りそれぞれの特徴が出ています。どちらもオリジナルの設計で模型作りをしていることが窺えます。