突き出し具合が少しみっともない、E18の端バリ追加改造車。
上から覗き込むと、従来の端バリにそのまま上乗せ追加しただけという改造状況が簡単に判ります。
ただ、ピコの製品としては、この形状のために前面ステップ下のパーツは、新たに専用パーツを準備した構成に見受けられます。当初の設計から、このバージョン違いを発売することを想定していたのかもしれません。
ということは、屋根上のパンタ台も別パーツになっていますので、ひょっとすると穂のでんが以前から長く首を伸ばして待ち望んでいる高速化改装機の発売も期待してしまいたいところです。
東独仕様の高速化改装機は既に製品化されましたので、やっぱり期待してしまうんですよね~。
一応、ロコでは東独仕様も発売されていますが、ちょいと不細工。
E18は戦前の名機ですので、古くから製品化されているマシンです。その最新作がピコの製品で、ロコの製品は既に40年以上も昔に初回発売されていますし、メルクリンに至っては60年以上も前の初回発売です。とにかく由緒あるモデルということになりますが、時代の変遷とともに模型も進化をし続けています。
いつの時代でも、レイアウトに存在を示してくれるE18は、古臭いリベットゴツゴツの車体であっても、最新のサウンド装備、LEDライト装備で走り続けてくれます。
模型の醍醐味を感じさせてくれる本機をはじめとしたE18の一群は、穂のでんでの主役でもあります。
・・・おしまい。