穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

H&P ET57 その3

組立開始 塗装工程が終了すれば、パーツの組立になります。 床板には、動力ユニットをねじ止めします。トレーラーは車輪を付けますが、トレーラー用の車輪付下回りパーツを使用する場合はねじ止めします。 日本ではこの車両に適合した車輪が入手が難しいよう…

H&P ET57 その2

基本部分は丁寧に 車体構造体はしっかりできています。塗装は車体のベース色のみが基本パターンのようですが、きれいです。 このライプチヒの車体の場合、スカイブルー帯の上下は、昔の浅草線5000形のようにSUSの縁金が回されていますので、銀色がモ…

H&P ET57 その1

ヘルマンアンドパートナー その昔、金山駅前のビルに入居していた模型屋さんのショーケースの中に長らく鎮座していたトラムのキットのメーカーが、Herman & Partnerというところだそうです。 かつての神保町のお店にも若干数あり、一時期S店長にお願いして…

Märklin BR120 X'mas その2

サウンド化の方法は? 10年ほど前に購入したESUのLokSound Ver.1は、基板が比較的長い大きなものでした。従って最近の機関車に搭載するのはスペース的に難しく行き場が限られ、メルクリンの旧方式動力車に搭載するにはもってこいです。 市販のプリント基板…

Märklin BR120 X'mas その1

多様な塗装バリエーション製品の元祖 メルクリンの120型電機は、様々な塗装をまとった製品が多く出された最初の製品だと思います。ミントブルーをまとったものは、初代エープリルフール製品としても名高いそうです。 さて、浜町のお店に長らく鎮座してい…

Roco BR101

動力が不調になりやすい製品 ドイツ鉄道の101型電機は、登場してからもう19年経とうとしています。ついこの間デビューしたばかりと思っていたのが、いつの間にベテランの領域に来てしまったんだろうという感じです。 さて、101型といえば、昨年秋に…

Märklin BR111  試験塗装車のお手入れ その6

メルクリンの2線化改造いよいよ終了 動力系の改造が終了しましたので、上回りの手入れになります。 その1で紹介しました通り、非常に保存状態が良いものだったので、掃除する部分はほとんどありません。 錆の少々浮き出たパンタグラフは、少々形が古い、製…

Märklin BR111  試験塗装車のお手入れ その5

DCC化作業 2線化が完了し、次にデジタル化改造をします。 床板上に実装されていた部品は、すべて撤去しました。電球を使用した前灯もLED化しますので撤去し、プラのソケットにΦ3砲弾LEDを差し込みます。電球色LEDが最適ですが、個人的な好みか…

Märklin BR111  試験塗装車のお手入れ その4

車輪を輪軸へ圧入 車輪は万力を使用して軸へ圧入します。 車輪が金属枠に接触してショートをしないよう、軸にはエコーのプラワッシャを入れてから、車輪を嵌めます。プラワッシャは0.5mmあれば十分なようです。0.25mmでは、軸の傾きが起きた場合…

Märklin BR111  試験塗装車のお手入れ その3

車輪のはめ変え まずは既存の車輪を外す作業をします。 動力台車も付随台車も、軸に対して圧入しているだけなので、マイナスドライバーを使用してキコキコと金属枠をテコの支点にしながら少しずつずらしていくと、いとも簡単に外れます。重要なのは金属枠が…

Märklin BR111  試験塗装車のお手入れ その2

その道では邪道な「3線式の2線式化改造」を決行 一般的に線路幅16.5mmの鉄道模型を楽しんでいる方は、特に欧州型の場合、3線式(メルクリン)と2線式の選択に困るという壁に、どうしてもぶち当たります。 穂のでんも、これに漏れず判断に苦しみ、…

Märklin BR111  試験塗装車のお手入れ その1

何度も衣替えした069号機 1985年頃、当時の西ドイツ国鉄では様々な塗装を統一化することに着手し、111形機関車と何種類かの客車を用いた試験塗装を、期間ごとに何回か実施しました。 111形機関車は、068号機と069号機が試験塗装車両として準備され…

ROCO ÖBB 1116 の加工 その2

色替え品を続いて紹介 たまに銀座4Fの中古のお店を覗くと、色々な品物が並んでいます。ここ1か月ほどは一時の大量在庫があらかた捌けて、随分と品薄状態になっています。 とある日、箱なしの大量の機関車が、ジャンク同等でプラケースに、それこそ「山と…

ROCO ÖBB 1116 の加工

加工機の紹介を始めます Taurusは、様々な広告機が走っていて、その広告機を専門に模型化しているメーカーもあるくらいです。 しかし、すべての広告機が模型になるわけでもないので、そのようなマシンを必要とする場合は自分で複雑な塗装を再現しなければな…

PIKO ÖBB 1116

ホビーシリーズの代表作 PIKO飛躍のベースになったのは、このTaurusシリーズの様々な広告機を安価な価格で供給したのが大きな貢献をしていると、私は勝手に考えています。 ホビーシリーズは、楽しく模型を楽しめる安価な価格、ちょっとしたお小遣いで集めて…

PIKO BR189

ゾマフェルドのパンタ交換 やり甲斐あり BR189は4組のパンタグラフが搭載されています。PIKOの同機関車のモデルはホビーシリーズからリリースされているので、4組とも同じ形の安価なパンタグラフが取り付けられています。 ゾマフェルドから、このPIKO BR18…

PIKO BR141

小粒な大型製品 ドイツ国鉄のE41型電機は、戦後西ドイツ標準機関車の中では最も早く淘汰されたシリーズになってしまいました。これは決してモノが悪かったわけではなく、ドイツ統一という環境的な要因が大きいと思われます。 さて2014年のPIKOでは、エキ…

PIKO BR183

控えめな商品展開のタウラス2 ホビーシリーズで大量に商品展開されているSiemens Taurusと比較すると、Taurus2は比較的地味なリリースになっています。今年は特に色替え製品もない模様。 タウラス2はエキスパートシリーズのため、タウラスの特徴である前面…

PIKO BR186

あれ?2015年モデルになっている?? 年始早々に発表された2015年のPIKO新製品案内を見ていると、どこかで見たようなRAILPOOL BR186のピンクパンサーがありました? はて? 何故だろう??? というのは、穂のでんに去年の夏から在籍しているか…

PIKO BR193

2014年はPIKO飛躍の年か? 5年ほど前まで、東独時代の製品や「ホビー」と称する廉価版のタウラスなどで、楽しい分野を開拓したPIKOが、「ホビー」でもなく「クラッシク」でもない、新たな路線の製品づくりを始めました。 2014年は、その結…

PIKO BR187

最近元気なPIKOの新作 ボンバル売込み中の電機 TRAxxx AC3 のDB(になる?)バージョンがやっとドイツの模型屋さんから送られてきました。 12月の中旬に発送連絡があってから、フランクフルト近郊の税関でしばらくおねんねしていまして、年が明けて…