穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

PIKO Taurusを改造す ÖBB編 その1

禁断の世界へのプロローグ 穂のでんから太鼓押しのPIKO Hobbyシリーズの代表選手 オーストリアタウラスは、安価であることが最大の魅力ですが、外観に関してはホビーです。走らせてしまえば大して気にならなくもなるのですが、やはりラッピング車ではないノ…

Märklin 39897 DB BR189 027-6 Ep.5 その3

サウンドマシンでした 組立中、念のため車輪の絶縁が正常かテスターで確認します。C-Sinモータ対応のデコーダは、壊してしまうと後が面倒なので、やっておいた方が無難です。 確認後、車体を組立して通電確認となります。mfxデコーダなのでCS2での確認となり…

Märklin 39897 DB BR189 027-6 Ep.5 その2

純正品によるトリックス化? 2線化改造といっても純正品を使用するので、一般的にはメルクリンのトリックス化改造とでもいう言い回しになるのでしょうか。 メルクリンの模型を趣味にされている方々の中では、メルクリンとトリックス双方で発売される同系の…

Märklin 39897 DB BR189 027-6 Ep.5 その1

特殊用途品 DBAGの特注による特殊用途品モデルがメルクリンからコソコソっと生み出されています。ショップ限定などの発売品であれば宣伝で情報が流れるので入手方法は探しやすいのですが、いわゆる企業特注品となると、販売目的ではないモデルであれば、まず…

DB 141型 Green Ep.4

発売が途絶えたRoco製品 Rocoからの141型の発売は、しばらく途絶えています。といってもフライシュマン銘柄の昨年今年の製品がRocoもどきなので、統合されたような感じです。 Roco製は原型前灯のタイプのモデルでした。 オーソドックスな外観です。新造時の…

DB 141型 Ozeanblau & Beige Ep.4

これもトリックス 先に昨年発売したPIKO機を紹介したことがありますが、それは屋上の形状が少々変わった変形機。こちらのトリックス品は、標準的なEp.4形態となっています。 トリックス 22171 2010年発売。 S-Bahn塗装と同時発売品ですので、サウンドデコー…

DB 141型 Verkehrsrot Ep.5

最終形2題 110型や140型と異なり一足早く現役を退きましたが、模型化は盛んです。今回は赤くなった最終形態から。 フライシュマンのデジタル対応仕様 4325 2004年発売 この製品が身売り前のフライシュマンとしては最後の141となりました。 トリックス/メル…

DB 141型 S-Bahn色 その2

S-Bahn色では最新製品か。 トリックスの製品です。 正面窓の行先表示器が表現されているので、ウレシイ製品です。メルクリンよりもトリックスブランドの方が1年先に各色発売されました。折角なのでサウンドモデルを購入したのですが、この時期のLoksoundは…

DB 141型 S-Bahn色 その1

定番のフライシュマン品 やはりこのS-Bahn塗色でしょう。穂のでんではこのような派手な塗色の車両が幅を利かせています。一般には邪道ということで人気はありません。 フライシュマンのアナログ機。Ep.4の時代設定の製品は、90年代にフライッシュマンから…

DB 141型のあれこれ

PIKO以前の定番 PIKOの141型はEJ誌などを主宰するVGE社から昨年度の優秀模型に選ばれたそうです。やはり価格に対する製品のクオリティと発展性が評価されたのでしょうか。 141型は過去の形式となったとはいえ、現在の143型のような縁の下の力持ち的存在…

DB 113 309-9 に化ける

パーツの交換ゾクゾク DMM.makeで製作したパーツを、ストック車両に取り付けていきます。 Roco 72280 113 269-5 Rp.5です。 2013年の製品です。新発売の時に青山のお店で購入しましたが、その後当時の銀座3Fに暫く在庫していたものも、フィルタ改造したい…

DB 110 305-0 を作る その3

オリジナル改造品の幅が拡がります 車体は今回いじることなく、取り付け部品の交換と一部塗装の変更、デカールによる車番変更のみとなります。 下回りは3線仕様の製品なので、2線化改造します。 Rocoの動力を見慣れている方には、簡単に2線化できるのが分…

DB 110 305-0 を作る その2

DMM.makeで部品を作る 一時期、北野武氏によるCMで宣伝されていたDMM.make。3Dプリンタなどを使用してアップロードデータの部品を作ってくれるサービスです。 どの程度の細密なものが作れるか、表面の粗さがどの程度のものかを見極めるため、今回のフィ…

DB 110 305-0 を作る その1

特殊なフィルター配置? 作るターゲットも決まらないまま、とりあえず車体の分解をしました。 今までの分解と同じです。この状態で机の上に置き、にらめっこしながら先ずは車体の洗浄を行ったところ、とても綺麗な状態であることが判明しました。ということ…

DB 110.3のバリエーション

両数が多いから 110型や140型のように両数が多く寿命が長い機関車は、様々な形態のバリエーションが存在しています。自ずと模型製品もたくさんの種類が発売されるので、コレクターの悩ましい点に挙げられれています。 さて、先日ちょこっと登場した、今年の…

ÖBB 1116 204-7 に仕立てる その4

Rocoらしさが消えました 塗装を終えたら、車体の部品復旧をします。動力周りはDCC化しますが、21Pinのデコーダが大量に在庫しているため、今回は試しに変換基板を使用する練習をしてみました。 ESU純正のアダプタ基板です。関東では浜町のお店で入手でき…

ÖBB 1116 204-7 に仕立てる その3

誤魔化す塗装 車体の手入れに移ります。 いつものように、付属パーツをすべて外します。車体の汚れを綿棒を使用して丁寧に除去していくと、前所有者がウェザリングと思われる加工をした部分が黒ずんでいることが目立つようになりました。 このままでは結構目…

ÖBB 1116 204-7 に仕立てる その2

パンタグラフの選定 3パンタ化するのは、いとも簡単です。1116型は第3パンタグラフが取付準備工事をしているため、受台の表座まで準備してあります。模型でもそれが表現されていますので、そこに取付穴を開ければ良いのです。模型でも3パンタ化できるよう…

ÖBB 1116 204-7 に仕立てる その1

スタイルは様々 1116型の204号機は現在レイルジェット牽引機となっています。PIKOのホビーシリーズから、その状態のものが発売されています。 2004年に新造で登場した時は、通常の塗装で2パンタ仕様でした。2008年にレイルジェット用の客車が出来上がった時…

再びタウラスへ

手入れを続けていきます 先日紹介したタウラスの1016 003号機に引き続き、次のタウラスを手入れしました。 ツーショットです。今回はÖBBの現在のロゴをまとったタウラスが対象です。左側のマシンです。銀座4Fのお店に003号機と共に陳列されていた1016 005…

Roco DB BR114 014-4 Ep.5

改番する必要があったのかしら 現在の114型です。10年ほど前は112.0型でした。 Roco 63814 DB-AG 114 014-4 Ep.5 混乱期のRocoで、箱のデザインが変わっていた時期の製品です。このころジョーシンのキッズランドで欧州型鉄道模型の取り扱いが結構盛んで、…

Roco DB BR112 153-2

登場時の姿 112型は東西ドイツ統一前後に計画され、製造された機関車でした。0番代はDRで243型の高速化改良として計画し製造されたもので、100番代は東西統一後にDBとDRの2社体制で共同発注という体裁をとったそうで、DR籍の車両とDB籍の車両と別れたようで…

Märklin BR143 094-1

記念モデルです 1994年、当時のDBとDRが合併してDB-AGが誕生した時に、メルクリンから記念として発売された限定製品であります。 1エンド側はDRロゴ 2エンド側はDBロゴ 側面に新会社の会社名と発足日が記入されています。当時の標準色であるOrientrot色で…

七志 油そば(期間限定)

まろやかな味わいです 6月末までの期間限定で、とんこつラーメン「七志」で油そばが提供されています。 「七志」といっても、東京西部/神奈川東部の地域チェーン店なので、ご存知の方は少ないと思われます。 油そばは、「ギラギラ、ギトギト」のイメージが…

Roco DBAG BR143 973 Ep.6

最新仕様の製品です Roco 73321 sound 143 973 Ep.6 です。 今年発売の新製品。先に紹介した通り、各部位のリファインが施されています。 助士台上に行先表示器が取り付けられたところが、個人的には最もウレシイ変更点でしょうか。 この73321はサウンドデコ…

Roco DB 143 342-4

現在の標準的な姿です Roco 73425 DB-AG 143 342-4 Ep.6です。 昨年、久しぶりに発売されたものはEp.6仕様となっています。と言っても正面のナンバリングはチェックナンバーまで書かれている状態です。現車は標記されているようです。 製品としては、完全に…

Roco DR 143 605-4

DR時代のDB塗装 Roco 43683 DRでのS-Bahn塗装機です。 東西ドイツ統一後、鉄道もDBとDRが合併するまでの間、少しずつ車両の融通などが始まっていたようです。車両の塗装についてはいち早く当時のDB標準色化が始まっていたようで、このようにDRロゴのS-Bahn塗…

しばらく243でいきましょか

東独型の代表形式 DR212/243型は東ドイツ国鉄末期に登場した代表的な形式です。今では旧西ドイツ地区にも進出し、ドイツ各地で普通に活躍している汎用機関車になっています。 現物の変遷はWikiさんにお伺いすれば出てくるのでここでは省略します。さて模型で…