車輪を輪軸へ圧入
車輪は万力を使用して軸へ圧入します。
車輪が金属枠に接触してショートをしないよう、軸にはエコーのプラワッシャを入れてから、車輪を嵌めます。プラワッシャは0.5mmあれば十分なようです。0.25mmでは、軸の傾きが起きた場合、枠に接触しそうです。
使用する万力が大きければ、万力のハンドルを回す力も少なくて済みますが、穂のでんの万力は卓上用小型のもの1台しかないため、結構指が赤くなるほど力をかけます。
上の写真のように、バックゲージをノギスなどで確認しながら徐々に圧入します。万力でも微妙に平行度が変わるので、車輪を回転して両側の車輪が平衡を保つように、まんべんなく力を加えていきます。
写真の付随台車と同様、動力台車も同じように圧入していきます。
4軸とも圧入が終了し、台車枠を復帰しました。
もともと動力台車側は4輪ともゴムリングを使用して粘着を上げていますが、今回嵌めかえした2輪は金属踏面です。よほどの長編成にしない限りは、実質問題なさそうです。
➡次回へつづく