ラッピングマシン続けて
152型は失敗作となったDBの貨物機ですが、まとまった両数が揃った形式のため、今でも地味に働いています。地味な存在ですのでラッピングマシンはそう多くありませんが、以前に紹介したポルシェマシンは有名どころであります。
さて、メルクリンから、同社提供となったDBミュージアム100周年記念のラッピング車が発売されていました。こちらはトリックスマシンも発売されていましたので、穂のでんにはトリックスマシンが入線しています。
メルクリン社過渡期の製品のため、ボディー類はダイキャスト製になっていますが、動力が旧来通りのモータ方式であり、デジタル化にも対応できるプリント基板内蔵という状況です。トリックスですので、NEMの8Pコネクタ対応のアナログマシン。
当然穂のでんではデジタル化しますが、デコーダはピコの101型用のサウンドデコーダを併用してサウンド化しました。
旧式モータ車なのでキュルキュル音が楽しめますが、何となくサウンド化してしまいました。ちょうどピコの安価サウンドデコーダの各種サウンドを試し買いしていたので、それに当てはまってしまった感じです。現在のピコサウンドはESUの製品になってしまいましたが、旧来のタウラスやタレント、BR101については、旧仕様のままの製品が発売されています。今となっては、あれだけクオリティとコスパの良いESU供給品と並べられてしまうと、あまり魅力があるとは言えない製品シリーズになってしまっています。
メルクリンですが、比較的細かく細部が表現されています。手すりの形状が金属線で見事に再現されているのは、流石メルクリンというところ。
ラッピングも綺麗にプリントされています。
パンタグラフはゾマフェルド製ですが、この製品の頃は出来が良いのか、水平に折りたたまれています。特に手直しは必要とせず、製品のままとしています。