ESU 31173 DB E03 003 Ep.3 その１ - 穂の原でんしゃ製作所

もう１両の試作パンタマシン

　最近欧州モデルの導入が極端に少なくなってしまいましたが、円安の状況では安価だった欧州モデルが高価に化けてしまいましたので、仕方がないことです。

　入線したのは昨年の早い段階でしたが、暫く机の上で眠っていたのでやっと箱から取り出して整備しました。

　整備と言ってもレディーメードな製品で、メルクリン３線用の集電シューを撤去して床下のスイッチを３線式から２線式に切り替えるだけ、さらにループ連結器をメルクリンの連結器に交換するだけという１分作業です。

　３年ほど前に導入したのは００１号機でしたが、

　今回は２両あった試作ＳＢＳ６５パンタを搭載したもう１両の００３号機。試作機４両のうちの２両のオリジナルスタイルが揃ったわけでして、これで穂のでんのＥ０３試作車の配備は完了となります。

　試作機は４両とも車体はヘンシェルで製造され、電機品はジーメンスで製造されました。量産車は各社に割り当てされて製造されたのは皆さんご存知の通り。

　・・・そのうち続く。