穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

KATO 1-306 国鉄EF65 1000後期形 その1

運転会で活躍

 KATOの16番モデルは、結構古くからNEM652のDCCデコーダソケットが装備されていますので、DCC化(サウンド化ではない)が容易です。そのため今回も急遽参戦することになって直前にサウンド化に至ったわけですが、その効果があってか学園祭では二日間のフル活躍になりました。

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 TOMIXのEF510銀ガマが、車輪の汚れで早々にリタイアしてしまった一方で、こちらのマシンは全然車輪の汚れが発生せず、車輪のメッキの仕上げ品質の違いで汚れ方の違いがあるということも今回露呈されてしまいました。

 さて、今回急遽参戦した関水のEF65。製品の発売自体はかなり古いのですが、何回か再生産されていて、最新版は昨年発売されています。この個体自体はその前の発売品を随分長く保存していて、何時に何に仕立てるか、暫くほったらかしになってしまっていたものです。

 今回のようなタイミングが無ければ、また当分箪笥の肥しになってしまっていたかもしれません。

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 ということで、14系ハザの臨時踊り子編成のカマとして仕立てることになりましたので、東京機関区所属のブルトレ牽引用として新造された一群になったわけです。

 まだ現役のマシンを仕立てるのも良かったのですが、製品付属のインレタがそのまま使用できる1106号機に安易に仕立ててしまいました。

 インレタの数字書体がイマイチですので、何れ張り替えようかと考えていますが、それはこの正月作業になるかもしれません。

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 この1106号機は、JR東日本に継承されてしまいましたが、その後も運よく生き延びて、最近(と言っても5年ほど前)に引退後解体?となったようです。

 製品としては少々古い造りになっていますが、走らせるには十分です。でも流石にDCCもサウンドが標準化されるまでは十分には考慮出来ていないので、スピーカの搭載には少々苦労しますが、秋葉原仕込みの¥150スピーカでは全く心配なく装着できて音量も十分。尾灯の装備を諦めれば、実に簡単にサウンド化改造出来ることが判りました。

 ということで、在庫している65が、今後大量に落成するかもしれません。。。