キュルキュルモータのサウンド車
mSD3デコーダを搭載して、最新のサウンドマシンに化けました。スピーカも適切なものに交換したので、サウンド音量も大層なものとなり、家での運転ではうるさいくらいとなりました。このため、折角のキュルキュルモータ音までかき消されてしまいます。
このキュルキュルモータ音がするマシンをみると、なぜか信頼してしまう世代というのは、昭和の世代なのでしょうか。昔のメルクリンの堅牢さを知ってしまうと、この走行音が実績の証みたいになってしまいます。
その構造を変えずに、モータを直流5極化に改造でき、さらにデジタル化できるという最新仕様に古い製品を化けさせることができるのも、メルクリンならではの伝統。それが社風というものです。
ところで、ここまで離れてい見ると、車輪の違いが目立たなくなります。とても流用品を使っているなどとは判らなくなっています。結局運転会などでは車輪の形状はどうでも良いということ。汚れておらずに集電性能がバッチリであることが最も重要視されます。
そう、運転会の前には必ず車輪の踏面をきれいにすることが重要です。それは自機の安定な走行の確保という観点は、きわめて当然のことですが、汚れた車輪での走行は、レールの汚れを早め、他機にその汚れが転移してしまうという悪循環を発生させます。汚れをまき散らして走行するのは運転会では迷惑行為。気を付けないといけません。
さて、新興メーカーもメルクリンの製品構造をかなり勉強しているようです。メルクリンの特徴である堅牢な鋳造ボディを採用しながら、繊細なモデルを発売するようにもなってきました。
あとは、新興メーカーに勉強してもらいたいところは、堅牢な走行系の構造でしょうか。軸受メタルの構造を採用しているのは、まだまだメルクリンだけのようですが、油断してはいけません。
今年も、メルクリン/トリックスの新製品が発表されました。実機でもDBでは最新となる102型シュコダマシンがついに登場するようです。いったんロコが製品化をあきらめたマシンですが、いよいよメルクリンから登場ともなると、とても楽しみであります。軸距が短いマシンですので、駆動台車の構造は新設計品となるのでしょうか。
・・・おしまい。