穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

メルクリン ホビーマシンをどうにかしよう

新たな手入れの方法をチャレンジ

 メルクリンのTraxxシリーズのホビーでは2種類の車体に大別され、前面ステップの部分の構造が実物に応じて大きな構成違いがあります。

 その他、ライトユニットのうち、内側については「点灯しない」のでダミーとなっています。

 即ち・・・

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 今回のスノーマシンでいえば、少々わかりづらいですが、内側にあるライトの穴は凹みだけで貫通していません。従って、いくらライトユニットにハイビームを用意したとしても、穴が明いていないので点灯出来ないわけです・・・。

 これまで、パンタグラフの交換やサウンド化、2線式化などを進めてきましたが・・

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 こちらのようなピコマシンでは比較的容易にギミック追加であるハイビームの装備が出来ますが、メルクリンではそう簡単には出来ずに、ちょっと悔しいなあと思うところもあります。

 それでも、Traxxの初期マシンのモデルである・・・

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 こちらのマシンでは、メルクリンの高級モデルのスペアパーツを用いてハイビームを設けました。この初期マシンの場合は内側のハイビームの部分の穴が貫通しているので、パーツ交換で比較的容易にギミック追加できたわけです。でも最初の写真のような後期形のマシンでは、穴を貫通させないといけないわけです。。。

 その中で、メルクリンの初期型車体を用いた・・・

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 このモデルを手入れした際に、以前の所有者が内部の総入れ替えをしていたというお蔭で、パーツのサードパーティーの存在に注目し、色々探してみた結果・・・・

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 こんなパーツを発売しているメーカーを発見しました。普通に通販で入手できます。メルクリンのTraxx用と、リュドミュラ用を発売してました。

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 こういう製品構成です。これでしたらメルクリン純正の交換基板を購入しなくても事足ります。更にこの製品の優れたところは・・・

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 このように、更に運転室灯も追加することが可能になってます。

 ライティングのギミックに関しては、結構充実させることが出来るので、もうこれしかない!という感じです。

 スイスマシンを手入れしていた頃に探し当てたので、入手してからもう3年が経ちますが、ライトの穴を貫通させる覚悟が出来ましたので、漸く重い腰を上げて今回装着することにします。

 その他、何か良いものは無いかと探したところ、ロコのBR189の電球仕様の製品や、ピコのTraxx初期型のホビーマシンをLEDのハイビーム付き仕様に化けさせる製品を発売しているメーカーも発見しました。こちらは別の機会に譲るとして、今回はメルクリンマシンを本製品を用いて手入れするというところを始めたいと思います。

 

・・・次回へ続く。