JR貨物初期更新車
物議も静まり返って諦めの境地なのかもしれませんが、まあメーカーの思うつぼに入ったという残念な状況です。

リコールで製品交換を行うような市場ではない規模に16番モデルは成り下がってしまったということですね。合掌。
まあ、所詮このモデルも海外製ですので、良い出来を期待してはいけないのですが、他の海外メーカーの製品と比較すると、やはりチマチマと購入後の作業をしなければならないウエイトは高く、ナンダカナ~と考えさせられてしまいます。

まあ、そんなものですから、塗装を正規の状態に戻す作業は、そのチマチマ作業の延長線上で済むわけでして、もともとプラ感丸出しの各パーツに塗装をしてあげなければ質感が良くなりませんので、誤差範囲の作業になってしまいます。

で、ようやく更新車の形状の車体として台枠部の外板を省略した姿が再現されたモデルとなりまして、今までのナンチャッテ更新車とは違う金型に改修されたところは、ウェルカムというところでしょうか。
ちゃんと正規の塗装に戻したのですが、車体の上半分は傾斜してますので、光の反射で薄い青のように見えます。これも誤認の一因かもしれませんね。

全機が現役引退をしてから、模型の製品が発売されるという、Nゲージとは異なる動きを見せるところも、16番人口の高齢化が進んでいることを示しますね。
新車は金属製の高価な工芸品で発売されるばかりで、模型を楽しむ層を向いていないことがよくわかります。昔のカツミ模型店から大量供給された金属製のモデルは、それなりに高い模型ではありましたが、まだ子供たちが1両ずつ買いそろえて走らせることが出来る程度のレベルでした。
そのような時代が良き時代だったんでしょうね。
・・・そのうち続く。