穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Roco 62448 ÖBB 1116 232-8 “EM2008 Spanien”

燃える色彩

 タウラスのEM2008シリーズも、なかなかお目にかかることはありませんが、製品として発売後10年近くになりますので、そろそろお手入れの必要な時期となりました。

 今回は入線後DCC化したのみとなっていたスペインマシンを走行周りを手入れする(清掃注油する)のにあわせ、サウンド化しました。

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 このマシンもÖBBウェブショップで発売されていました。長らく販売されていましたので、あまり人気が無かったかもしれません。

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 EM2008シリーズのデザインは、国旗の識別帯の向きによりデザインに統一性があります。スペインは横方向なので、このデザインとなっているのでしょう。

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 なんとなく、昔70系に塗装されていた新潟色を彷彿させます。

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 そういえば、最近115系にも、塗装されたようですね。155系の修学旅行用色にも近いものがあります。

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 どっちが真似たといわれても、それは全然関連無いでしょう、という世界です。

 この世代のロコタウラスは、スピーカの搭載に少々工夫が必要です。

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 スピーカのバッフルは2~3mm高さを切り詰める必要があります。デコーダは微妙にスペースに入りきりませんが、高さ方向はあまり気にしなくても車体に干渉はしません。

 スピーカの搭載時に、1端側の前尾灯用のプリント配線が、基板のソケットから抜けないよう、注意深く取り付ける必要があります。装着前にポッティングしてしまった方が良いかもしれません。

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 LS4の装着で、結構楽しいサウンドを楽しむことが出来ます。サウンドライブラリーの ”Long haul" バージョンを書き込むと、貨物列車の発進時のような、長いドレミファを楽しむことが出来ますし、停止時の逆ドレミも再現されています。

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 しかし、このサウンドを書き込むと、マシンのスピードとドレミファの音のタイミングが合わず、相当高速になるまでドレミファをやっています。

 モーターのチャートのチューニングをする作業が結構大変です。なかなかしっくりいかないので、適当な所で誤魔化してあります。