燃える色彩
タウラスのEM2008シリーズも、なかなかお目にかかることはありませんが、製品として発売後10年近くになりますので、そろそろお手入れの必要な時期となりました。
今回は入線後DCC化したのみとなっていたスペインマシンを走行周りを手入れする(清掃注油する)のにあわせ、サウンド化しました。
このマシンもÖBBウェブショップで発売されていました。長らく販売されていましたので、あまり人気が無かったかもしれません。
EM2008シリーズのデザインは、国旗の識別帯の向きによりデザインに統一性があります。スペインは横方向なので、このデザインとなっているのでしょう。
なんとなく、昔70系に塗装されていた新潟色を彷彿させます。
そういえば、最近115系にも、塗装されたようですね。155系の修学旅行用色にも近いものがあります。
どっちが真似たといわれても、それは全然関連無いでしょう、という世界です。
この世代のロコタウラスは、スピーカの搭載に少々工夫が必要です。
スピーカのバッフルは2~3mm高さを切り詰める必要があります。デコーダは微妙にスペースに入りきりませんが、高さ方向はあまり気にしなくても車体に干渉はしません。
スピーカの搭載時に、1端側の前尾灯用のプリント配線が、基板のソケットから抜けないよう、注意深く取り付ける必要があります。装着前にポッティングしてしまった方が良いかもしれません。
LS4の装着で、結構楽しいサウンドを楽しむことが出来ます。サウンドライブラリーの ”Long haul" バージョンを書き込むと、貨物列車の発進時のような、長いドレミファを楽しむことが出来ますし、停止時の逆ドレミも再現されています。
しかし、このサウンドを書き込むと、マシンのスピードとドレミファの音のタイミングが合わず、相当高速になるまでドレミファをやっています。
モーターのチャートのチューニングをする作業が結構大変です。なかなかしっくりいかないので、適当な所で誤魔化してあります。