穂のでんならではのマシン登場
発売後、暫くカールスルーエの模型店に保管してあったマシンがお盆前に到着しました。
まさかこの形態がこの時代に発売されようとは、なかなか想定していませんでした。最近のPIKOは精力的に西独時代の車体を矢継ぎ早に発売しています。
この前面水切りが無いオリジナルの最終スタイル。68年を飾るE10型の完成形になります。既にコンピュータナンバーの時代になった直後の落成マシンです。
屋根のシルバーの塗装が少々微妙なマスキング位置の気がしますが、正確な位置は図面を見ないと判らないでしょう。
それにしても、このシルバーの屋根と真紅の特高機器の組み合わせは、実に鮮やかであります。古き良き時代の東西ドイツ国鉄の伝統でしょう。
この後、103型の量産機から屋根鋼体のシルバー塗装が廃止され、簡略化の道が開けていきました。
・・・次回へ続く。