穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

ROCO 61484 DB 141 248-5 "Karlsruher Zug" Ep.4 その2

登場は1編成のみ

 カールスルーエ編成と称しながら、この編成がカールスルーエ地区の運用をしていたという訳ではありません。

 マシンは、塗装的には連結面となるこちら側の2端も先頭になって運転されていた機会も多いようです。専らルール地区のSバーン運用に入っていたようです。

 カールスルーエ編成と呼ばれる所以は、シルバーリンゲの制御客車が正面2枚窓の湘南型の形状となっている「カールスルーエ」スタイルのモノだからです。

 この248号機は、この塗装のスタイルで、大きく分けて3形態の時代変遷をたどっています。先ずは窓下の手すりがあった初期スタイルに近いもの。そして、今回のスタイル、最後はDBAGロゴに変わったスタイルです。

 このスタイルになったのが、鉢巻の水切りが撤去され、側面フィルターが外嵌め式に改装された後ですので、初期スタイルでのこの塗装という設定はありませんでした。

 そんなことから、この塗り分けの派生として窓下手すりがあるバージョンの発売も考えられなくもないのですが、あまり人気のある編成では無いので、望み薄でしょう。

 

・・・そのうち続く。