登場は1編成のみ
カールスルーエ編成と称しながら、この編成がカールスルーエ地区の運用をしていたという訳ではありません。
マシンは、塗装的には連結面となるこちら側の2端も先頭になって運転されていた機会も多いようです。専らルール地区のSバーン運用に入っていたようです。
カールスルーエ編成と呼ばれる所以は、シルバーリンゲの制御客車が正面2枚窓の湘南型の形状となっている「カールスルーエ」スタイルのモノだからです。
この248号機は、この塗装のスタイルで、大きく分けて3形態の時代変遷をたどっています。先ずは窓下の手すりがあった初期スタイルに近いもの。そして、今回のスタイル、最後はDBAGロゴに変わったスタイルです。
このスタイルになったのが、鉢巻の水切りが撤去され、側面フィルターが外嵌め式に改装された後ですので、初期スタイルでのこの塗装という設定はありませんでした。
そんなことから、この塗り分けの派生として窓下手すりがあるバージョンの発売も考えられなくもないのですが、あまり人気のある編成では無いので、望み薄でしょう。
・・・そのうち続く。