妥協が成功す
今年のロコの製品は、デコーダが必要な2線式サウンド仕様や3線式仕様の発売は悉く遅れており、アナログ2線式仕様のみコンスタントに発売されるような状況になっています。
ということで、このE10.12もアナログ仕様の製品とESUのPlux22サウンドデコーダを別々に購入するということになったわけですが、製品仕様の価格差を眺めると、アナログモデルとESUのデコーダを購入したほうが安上がりになっています。
まあ、その分デコーダ搭載のために少し作業をするわけですが、どうもこのE10の場合はスピーカのスペースが少々怪しい感じです。多分左側の小さな穴がある部分にシュガーキューブを表面実装するような感じになりそうですが、ちょいと音量に自信がないので・・・
淡い期待があって、基板を外してみましたが、シュガーキューブを装着するようなスペースは見つからず・・・
さあ、どうしよう・・・
まずはライトユニットと台車の配線を、製品が本来意図した通線ルートへ修正します。ベトナムのメーカーでは、作業員はそこまで理解できていなかったようです。
分解前の写真と見比べないと、その違いが判らないレベルかもしれませんが、意外にコレは重要な要素です。
屋根のモニターを音響板代わりにするという手もありますが、ビビる可能性が大きいので止めました。
ということで・・・
素直に、秋葉原仕込み¥50スピーカを、プリント基板にそのままペッタンと貼り付けしただけです。プリント基板を音響板とする作戦はうまくいき、結構大きな音量で響き渡ります。
車体を被せると、全体がバッフルのようになった感じの音響となりました。
まずは、メデタシ、メデタシ!!
・・・そのうち続く。