退化なのか進化なのか??
ルーマニア製に落ち着きつつある最近のロコの製品。
この精緻なラッピングの再現は工業用インクジェットプリンタが一般的になった恩恵となりますが、シルク印刷のような平面性に若干欠けるのが欠点となってます。
さて、アナログモデルですのでデジタルサウンド化改造をしなければなりませんが、最近の同社のTraxxやTaurusは既紹介のようにはんだ付けレスの容易な工作で装着が可能になっていたので、本機の構造にも期待をしていたのですが・・・・・。
乗務員室灯も追加されているようで、車体の天井に接点が設けられています。そして下回りのプリント基板からはねじが消えてまして更に工具レス??
レールの接点を4か所でプリント基板を下から抱えるような固定として、ビスレスを実現した感じです。
進化してるじゃん!
ところが・・・・
こちら側にデコーダを搭載するのではなく、プリント基板を外した裏側にデコーダを差し込む構造になっているようです。。。。
そして・・・・
モーターへの給電はロコお得意のばね接点ですが、スピーカーを装着すると思しき場所には、スピーカー用の音響箱は装着が無く、残念ながらESUのデコーダを使用する場合はシュガーキューブをはんだ付けして装着させる必要があるようです。スペアパーツでスピーカボックスを取り寄せれば、はんだレスでそのまま装着できそうですが、6ユーロというお値段のようですので、はんだ付けしてLokSound付属の箱を使ってしまった方が安価で早そうです。
ということで、装着しましたがプリント基板を復帰してしまうと、デコーダもスピーカも見えないので、何もわかりません。
そして、サウンドデータを書き込んで試験をしてみましたが、音量は十分ですので純正品を取り寄せる必要は無さそうです。
良かった良かった。
・・・そのうち続く。