穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Märklin 36892 Railion Deutschland 185 142-7 Ep.5 その4

少し凝ってみた

 折角の珍品ですので、少々今回の手入れは凝りました。といっても穂のでん流の凝り方ですので、大したものではありません。

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 前面周り。前面ガラスと一体でモールドされているワイパーは表面のみの黒印刷ですので、車体の取り付け部分即ちアームの根元部分は、コバ部にも黒を色差しして、変な見え方にならないようにしています。

 運転台フード前面にはデフロスター用の吹き出し口が4か所あります。A.C.M.E.のモデルだけは、それが色入れも含めて表現されていますが、その他のメーカー製ではのっぺりとし存在感がありません。BRAWAはモールドのみ表現されています。今回は全体を空色に再塗装し直し、腰掛を黒く塗ってから、デフロスター用の丸印を黒マジックで点のように入れてみました。雰囲気が出ました。

 ホースのコックも色差ししてみましたが、少々目立ち過ぎた感があります。

 オデコのラッパも、実機同様根元は車体色、ラッパ部分を銀にしました。実機はドロドロに汚れていますので、実質土錆色になっています。

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 パンタグラフは毎度おなじみPIKO Vectron用で、下半分を灰色に塗装してガイシを艦底色に色差ししています。取付方法も毎度おなじみ。

 特高配線の色差しも同じですが、全体を赤に塗り直してからクリートの黒、ガイシの艦底色、バーの銀と、それぞれ色差しをしています。

 肩部のルーバーは、少々ノッペリ感があったので、多少汚れた状態にウェザリングして縦方向の筋を強調しました。

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 足回りは全体の部品をそれぞれつや消し黒で再塗装しましたので、車上子や配管などは銀の色差しをしています。

 車体の状態は非常に良好でしたので、軽く清掃しただけで済みました。

 

 以上で手入れは完了です。

 

・・・次回へ続く。