10年近くのお待ちかね
イモン屋に部品を購入に出向くと、新刊の雑誌類の山の一角に「三河槙原」の懐かしい風景が・・・
クモハ42、一直線の青ということで1970年代前半ということになりますが、著者を見て、「ああ、やっと出せたのか・・・」との想いがふつふつと湧き出ました。
この出版物の構想を氏からお伺いしたのは、もう10年近く前の「バー銀座パノラマ」のカウンターでした。その席が設けられたのも偶然の出来事からだったのですが、普段の仕事の関係とは異なり、趣味同人としてのお話をお伺いしながら、長い時間をかけて旧型国電の写真の整理をし始めていることなど、結構大変な作業でということを楽しそうにお話されていたのを思い出します。
一部は今までに公開されているカットも見受けられますが、大部分は初物のような気がします。特に仙石線の写真は驚くべきもので、穂のでんの記憶以前の様子が克明に記録されています。
今日まで不明だったこともひょっとすると旧国愛好家の方々の検証で判るかもかもですが、穂のでん坊やにはそこまでの知見は無いので、暫くはこの秋の夜長の読書の友になりそうです。
実にキケンな一冊です。。。