穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

鉄道模型コンテスト2022 その3

常連校の変化がスゴイ 

アトリエリーフの101系予約開始情報もあるでよ

 毎年関西らしいモジュールの展示で常連である、西の私学の雄であるここの鉄研は、今回打って変わってアメリカンなモジュールに大変身。

 今やアジア大陸産で何かと物議を醸している車両が走り始めた・・・良い出来ではないということで散々なようですが・・・高架鉄道の都市を再現したモジュール。

 一見すると見過ごしてしまうような雰囲気のモジュールなんですが、でもそうではない「パワー」を感じて立ち止まって見始めたら、やっぱり、ああこの高校鉄研なのねと納得した次第。

 今回は、その一見しただけでは判らないということもあろうかと思い、画像はすべて解像度を高くして保存してますので、ダブルクリックして拡大してみてください。

 真剣?に見ていると、ジュニアな学生が近寄ってきてくれて、色々説明をしてくれました。

 先ずは、この可動橋。ペーパー製で、レーザーカットの部材を接着剤で組み上げたという、非常に手間暇かけて作り込んだ一品です。

 部品の展開図は、もちろん自分で設計してPDFを書き上げたそうで、レーザーカット加工のみ業者に委託。

 建物類は、部で購入した3Dプリンタを用いて出力。これも図面は全部自分たちでモデリングして出力とのこと。出力も失敗するのが非常に多いとのことで、パーツとしては5回の出力のうち1回が使い物になる状態という歩留まり。

 それで、これだけの建物と高さがありますので、大変な労力であることが判ります。

 作者の最大のこだわりは、やはりこのガード下の景色だそうでして、そこは穂のでんも同意。どうやら穂のでん坊やがガード下を一所懸命に覗いている姿をみて声をかけたとのこと。

 いい風景なんですよね~。

 石垣が既製品のような仕上がりで、流石3Dプリンタのなせる業。

 シカゴらしい風景です(行ったことないけど)

 そして、穂のでんのやはりのお気に入りは・・・

 こんなんです。19世紀が生き残っている感満載です。

 

 さてさて、イモン屋から「アトリエ・リーフ」の新製品キットの予約開始案内がありました。

 内訳は以下の通りだそうで・・・

★101系試作車(更新前の姿)

①クモハ101-900 ②クモハ100-900

③モハ101-900  ④モハ100-900

★101系量産車

①クモハ101     ②クモハ100    ③クモハ100-800

④モハ100      ⑤モハ100-800 ⑥クハ101

⑦クハ100      ⑧モハ101     ⑨サハ101

⑩サハ100

★103系

①クモハ103     ②クハ103     ③モハ103

④モハ102      ⑤サハ103

 

 なかなか悩ましい構成ですが、試作車がオリジナルに近いスタイルの形態で発売ということで、南武線の再現を期待していた穂のでん的にはパスしてしまおうかどうか・・・。

 

・・・そのうち続く。