またも良く見ないと魅力が判らない秘宝
更に通り過ぎてしまうけれども、こだわりの激しいモジュールを発見しました。
海と川の水の表現が上手に出来ているモジュールですが、景色的には少し単調なため、あまり迫力を感じない仕上がりになっているのですが、でもでもよく見ると大変な仕上げ作業をやっていることが判るモジュールです。
枕木の色が、それぞれ多種多様な茶色~黒色~泥色に塗り分けがされています。
線路はKATOのユニトラックを使用していることが判ります。モジュールの仕様のひとつだから仕方ないのですが。
枕木の塗り分けは使い込まれた路線だと必須のアイテムになります。それぞれ腐り具合が異なるので、枕木交換のタイミングはそれぞれ皆違い、昭和の時代は昼間の電車の間合いで1本ごと飛び飛びに交換作業をしていたので、並んで新品になることもあれば間引き的に新品になることもあり、それこそ並び方は百鬼夜行になります。
ただ、当時はバラスト交換ということは頻度が少なかったので、新品の枕木の部分であってもバラストが若干灰色になっているということはありませんでした。
バラストの色の表現がもう少し凝っていると、大変魅力的な軌道の風景になりますので、これからの手入れの進展を期待していきたいです。
もっと魅力的なモジュールに大化けする可能性があるモジュールが発見できて幸せです。
歳をとると、Nゲージのモジュールを観察するのも焦点が合わなくなってきて辛くなってきます。老眼は面倒ですね。
・・・そのうち続く。