実機と同じ
パンタを電動で上下させる機構は15年くらい前にメルクリンのモデルで発売されてから、各社が様々な方式で製品化させています。
ESUも最初の発売品であった151形電機で既に上下機構を採用していましたが、初期不良品が多かったようで、当時池袋にあったU店長のお店ではいったん全品修理で送り返したという話もあるくらいです。
もう10年以上も前の話ですので、今では安定した品質管理になってきているとは思いますが、今回の製品は実物のSBS65と同様、上下シリンダを介した動作をする方式を採用しており、パンタ周りがスッキリとしています。
繊細な部品で上下させていますので、梱包箱の大きな注記にある通り、神の手を使った上下は決してやってはならないということです。きっと簡単にプチっと逝ってしまうでしょう。
ロコの製品のような、上昇させた際のバウンドの再現はされないのがESUの製品の特長です。各車ギミックの表現はそれぞれ凝っているので、面白いところです。
当然ながら今回もバッファ可動です。こちら側のみに設けられている点検口のような四角いフサギ板の表現も漏れなくされており、凝った製品となっています。
結局、この製品は予約完売という状況だったんでしょうかね。ESUのHPでは、既にSoldoutになっているので、予約をこなすだけでも大変な数の注文が殺到してしまったのかも・・・・。
流石E03です。
・・・おしまい。