伝説のメーカーADE
古くから欧州型鉄道模型を嗜んでいた方々には伝説となっているADE。最近もDBの245型ディーゼル機関車を発売するなどしていましたが、ADEさんが亡くなってから、迷走しているのかどうか・・・。
その245型ディーゼル、あちこちの模型屋で安売りされるようになりました。穂のでんでも、このオークションに乗って1両導入しましたが、送られてきた車両を見て理由判明。車体のプラの表面に微細なヒビが入っています。中国製なので、使われていた素材が悪質なものであったのでしょう。よく見ないと分からないので、今のところ無事ですが、いつまで持つことやら・・・。
閑話休題、まだ伝説の時代だったころに発売されていたフルスケールの客車は、いまだにその繊細さが光輝くピカイチの製品です。
たまに銀座4Fのお店に、ひっそりと出品されることもありますが、大概数日で姿が消え失せてしまいます。いまだ人気の製品なのでしょうか。
さて、穂のでんで以前ひょんなことから入線した車両が、今回のシリーズになります。手つかずのキットでした。
箱は、どのキットでも共通のもののようです。
キットの車両は、City-Bahnです。
5年ほど前、メルクリン/トリックスから1/93スケールで同色の客車が発売されました。その後、例のPIKOのエキスパートシリーズでシルバーリンゲが製品化されたのち、このCity-Bahnの塗装も発売されました。しかしカフェ・ワーゲンの発売が無かったので、この製品は編成の穴を埋めるのにもってこいでした。
以前、通常の銀のシルバーリンゲのキットを1回組み立てたことがあるので、今回はその時の経過を盛り込みながら、少し腰を据えて組み立てた状況を、数回に分けてご紹介しましょう。
➡次回へ続く・・・