適当に仕上げる
毎度のことながら、DCC化の考慮がされていない製品のDCC化は、穂のでんへの入線が1両しかない場合は、場当たり的現物合わせの工事になります。
昨年の「夢空間」入線時に、既存の北斗星編成の客車に純正品の室内灯を組み込みしましたが、165系と同様、あまりしっくりいかずに調整に相当苦労しましたし、通路への光の回り込みが貧相だったので、今回発売の3両はテープLEDを用いた自作室内灯方式に、迷いなく変更することにしました。
そして、マニについてはサウンドデコーダを搭載する追加工事も同時に施工です。
室内はエンジン部分を大きな箱で表現してありますので、スピーカボックスにするには最適です。その大きさと高さから、今回は大量に余剰しているシュガーキューブを有効活用することにして、2つも使うことにしました。
このように一部分を切り欠きして高さを詰め、そこにスピーカを接着取付して、空いている天井部分はプラ板でふたをして、音響箱に早変わりです。
床部分には通線用の穴を幾つか開けています。
デコーダへの配線のうち、レールの配線と尾灯の配線をはんだ付けして、、、
永末さんちのサウンドデコーダを接着取付しました。電源車は窓が少なく、室内が見えない部分に堂々と取り付けることが出来ますので、作業が楽です。
瞬停対策のコンデンサも、大胆に配置しています。
室内灯への配線は、毎度お馴染みスプリングピンを利用して上下の着脱性を確保しておきます。銀テープは配線オサエで使用しています。反射を期待したものでは無いですが、多少は効果があるかもです。
この製品は屋根が二重構造になってますので、隠れる屋根は大胆に穴を開けて、スピーカの音を出したり半導体部品を置いたりと、作業性重視で大胆に現物合わせの工作をしています。
穴あけもいい加減にやっていることが判りますね。
そして、通電確認。サウンドもしっかり鳴ります。
屋根でふたをして、完成となります。
機関車側の連結器は、ケーディーに交換したほうが良いような気がします。
連結面は、やはり不自然なフォルム。改造車であることが判ってしまうアーチケタが丸見えで面白い車両です。
電源車にしては、少し室内が明る過ぎますかね。まあいいや。