ずいぶんと待たされた
最近のドイツのローカル列車は、かつての客車列車から急速に電車化が進みましたが、ここ１０年ほどはダブルデッカーの車両が増殖してきています。
ということで、旧ＤＲ時代から綿々と続くダブルデッカーの系譜は、この形式で一旦完成を迎えました。
ボンバルのVarioシリーズは、客車と電車の両方が展開され、模型についてもブラバから双方の模型化が２０１４年に発表され、ＩＣ列車用の客車は遅れに遅れて２０１７年に発売されました。
穂のでんにも入線済ですので、且つて紹介済ですね。。。
ところが、同時に発表された電車については、一向に発売される気配がなく、結局のところ待つこと１０年近く、漸く昨年末に発売に至りました。。。
１０年も待ったのは、最長記録になります。。。
どうしてこんなに製品化に時間がかかったんか、という状況でありますが、まあ発売されずに消えてしまうよりは良かったかもしれません。
電車なので客車とは違い搭載機器が多くなるため、全体的な割付は客車とは異なるところもありますが、イメージは同じに仕上がっていますし、共通部品もかなりありそうです。
試験時には電車用と客車用で混結運転されていたこともありますので、引き通し回路も共用できるようになっているのでしょう。
まあ、それにしても１０年もお待ちかねのモデルですが、造りについてはいかがでしょう。
・・・そのうち続く。
