DCC化に着手
手入れが必要なところが沢山ありますので、総花的に色々手出しをして先にウミだしをしてしまいます。
とりあえず、雨の休日でしたので、時間を確保して東芝製クーラーもCAD化を進めています。3社分揃わないと発注へ進めません・・・
前回は写真を見ながら適当に作り上げたモデルですので、今回は図面を横ニラミしながら寸法をある程度正確にしていますので、まあそう遠からずという形状に出来るでしょう。
それにしても製造会社によって寸法が全然違うのに、改めてビックリです。本当に取り付け互換のみ確保という状況です。実際は事実上互換無しだったようですが・・・。
さて、6両編成セットはモハ100が動力車ですので、今回はサウンド無しのDCC化の改造対象にしました。サウンド無しなので手持ち在庫の何種類かのデコーダの中で、電力容量も賄える小型のマイクロタイプを使用することにします。
さて、床の腰掛部材を外すと、配線が見えてきます。前後台車の配線とモーターの配線を、車端の基板でまとめる電車道最近の製品の標準方法になっています。
またモーターシャフトをこのレベルに搭載することにより、床下機器が細密化できることを可能にしています。欧州モデルを参考にしている感じですね。
モーター配線が青と黄色というところがDCCの配色規格とは異なりますが、メルクリンのmfxまでがこの配色だったような・・・。mSDではDCCと準拠していたような・・・、うろ覚えです。
まあ、この配線は撤去してしまうので色はどうでも良いです。接続されている線路が同じ方向ということを覚えておけば良いです。
そして、手持ちのLokPilot microをホットボンドで取り付けました。微妙な位置に潜り込ませていますが、ユニバーサルジョイントとは接触しないことを確認しています。
そして、車端の基板とモーターの端子に、それぞれ該当する配線をはんだ付けします。一応鉄道模型の王道で、右側が+ということで、DCCでは線路は赤、モーターはオレンジ、反対側の線路つまり左がー、DCCでは線路が黒、モーターが灰になります。
ただ気を付けなければならないのが、電車道の今回の製品は、101形式は東京寄りに基板が実装されており、100形式は大阪寄りに基板が実装されているということで、奇数偶数で右側が海山逆転するということです。
つまり、はんだ付けする配線をテレコにするか、DCCのCV29でテレコにするかを決めておかなければなりません。混在するとエラいことになります。
ということで・・・
蓋をする前に、動作することを確認しておきます。好調です。
モーター車は腰掛モールドに錘を仕込んであります。あとはモーター下の床板の蓋部分も練り物で作られており、この2要素で重さを稼いでいますが、勾配を登らせるにはひょっとすると少し軽いと思うので、いつも通り屋根と室内灯の隙間に鉛板を仕込むことに致しましょう。
デコーダが来る部分は、削っておきましたが、完全に除去する必要がありまして、この後穴になりました。
そして、復帰します。
あまり目立ちませんが、やはり何か少し手当したほうが良いかな・・・・?
一応、車体を復帰して室内灯の点灯と走行を確認します。
モーターとシャフトキセは黒くした方が良さそうかも。
・・・そのうち続く。