日本のBBマシン
家の在庫をかき集めて昨日塗装したパンタグラフは、この製品のパンタ交換に使用します。
古くから16番ではアダチ製品の独壇場だったこのBBマシンにおいて、2015年にマイクロエースがED60、ED61、ED62の各種バージョンを市場に送り出しました。
レディーメイドの後付けパーツ無し、LEDで点灯する前灯と尾灯の装備で、実に良い企画です。走りも良しということで素晴らしい製品になっていますが、地味な電機であったせいか、売れ行きはまあまあ、という感じで昨年に漸くイモン屋の在庫も捌けたようです。
ただ、この製品の唯一?の欠点はDCC化の考慮がされていないこと。
日本離れした欧州モデルと同じ体裁のプリント基板ですが、まさに日本市場向けの仕様でアナログ前提の回路構成になってしまってます。この基板を利用しながらDCCの配線を接続するのは、かなり面倒。
裏面も含めて回路と睨めっこしてみましたが、これは使わずに取り去り、完全にDCC前提で電気回路を構成し直した方がすっきり行くことが判ったので、電装工事はゼロからスタートすることにしました。
ということで、デコーダの空間をチェック。パンタグラフは交換するため撤去してしまってますが、16×14のパンタピッチでしたので、何かに流用できそうです。
プリント基板を撤去したため、デコーダやスピーカの空間は確保できそうです。
高圧配線の引き込みと炎管のみ色差しをすれば、本機の車体のドレスアップは終わりという完成度の高さ? 部品点数の少なさ???
・・・そのうち続く。