穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

落とし穴の新基板

一か所を追加で削るべし

 DCC化する先頭車はモーター無しなのでFXデコーダを使用します。永末さんちのデコーダが便利なのですが、穂のでんでは少し古いヒト世代前のLokPilot nano FXが結構たくさん在庫しているので、それを利用しました。

 さて6両分の室内灯の電子回路部分は、車体天井の穴に収納できるようにブリッジダイオードと電解コンデンサー、定電流ダイオードのそれぞれのあんよを工夫してはんだ付けしました。6両分を一度に工作してしまいます。

 さて、先頭部の光り物の基板ですが、DCC化に際し加工が必要な点は下記の通りで、1か所赤文字で記載した部分の回路の切断が必要です。尾灯のLED回路の切り離しが不十分で前灯から電流が回り込んでしまいます。

 最初の基板は、この赤文字の部分を切断せずにデコーダを接続し、見後に尾灯のLEDを破壊してしまいました。そのため結局基板部品を1枚購入することに・・・。

 回路を切断・接続したらテスターで試験しておいた方が無難です。そして回路の健全性が確認出来たら、念のため外電でそれぞれのLEDが点灯するか確認しておいた方が良いでしょう。

 その場合は青部分に12Vの正極、そして緑、白、黄色それぞれを負極に接続すれば、方向幕、前灯、尾灯の点灯確認が出来ます。

 この色分けはDCCの配線色と同じにしています。

 さて、DCC化する先頭4両は、クモニとの連結も考慮する関係で、TOMIXのTNカプラに交換しました。念のためねじ固定も追加しています。

 心もち胴受けの位置が前に出ていますかね。

 さて、点灯確認です。先ずは方向幕から・・・

 当然のように室内灯はバッチリ点灯、方向幕のみの点灯はDCCならではですね。

 尾灯も点灯します。

 前灯も点灯します。

 さて、減光などのギミックは、モーター車のサウンドの改良を行ったうえでファンクションの割り付けを行ってから考えましょう。

 

・・・そのうち続く。