穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

先頭車6両も改造す

新製品の基板に落とし穴あり

 中間モハ164の室内灯改良が済んだので、最後に残った先頭6両もLEDにします。1両だけ純正LED室内灯を取り付けた段階で挫折しましたので、5両は部品だけ流用した新規取付工事になります。

 旧製品流用のクモハとクハの各1両は中間封じ込めに使用するため、ライトユニットは旧製品のまま触ることはせず、スイッチをOFFにするだけで残存させます。

 ただ、旧製品は種別方向幕のガラスが透明なので、今回発売されたA'ssyパーツの窓を購入してきて、交換加工をしました。TOMIXの部品に入れ替えるのは合わせ作業が生じてしまいますので、今回は断念してマス。

 そして、旧製品の乗務員室ユニットのモールドは銀色灰色ですので・・・

 若草色に塗り替えました。

 さて、封じ込めクモハに自作LED室内灯を装着。

 イイ感じですね。

 封じ込めなので貫通扉を開けてしまっても良さそうですが、加工が大変なので手を付けません。

 さて、残り4両の先頭車は「アルプス」編成と「こまがね」編成で併結運転と分割運転をする機会がありそうなので、4両ともにDCCデコーダを搭載して光り物の制御を出来るように改造します。4両とも同じように改造して、ファンクションのマッピングでそれぞれの列車が選択できるように工夫すれば、併結の際の連結面の点灯を消灯するロジックが組めます。

 もちろん、クモニを併結する場合も想定しておきます。

 今回の製品は、DCC非対応と謳っておきながら、光り物の基板はDCC化できるように考慮された設計となっており、これはクモハ12などと同じ思想です。

 DCC化の際に接続する接点を設けておいたり、

 切断する回路を露出させておいたりする、ということですが、この見てくれだけで判断して加工すると大失敗します。

 しっかりと回路を見て加工しなければならないという、落とし穴が仕込んであります。まあ、DCC非対応という製品なので、落とし穴があっても良いということなんでしょうが、どうもイマイチですね。

 

・・・そのうち続く。