穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

TOMIX HO-9093 国鉄117系 その8

先頭車の光り物をDCC化す

 下調べで、光明が差したクハのDCC化に着手します。

 運行表示器はダミーですので、それに導光することはあっさりと諦め、既存の構造を生かしてDCC化します。

 先ずは、先頭部の愛称表示器の回路を、前尾灯回路から切り離すためにブリッジダイオードを撤去してしまいます。

 愛称表示器には、直接デコーダから給電するようにしますが・・・・

 今回は、永末さんちのこの便利なファンクションデコーダを使用します。今回のトミックスのプリント基板では、尾灯と前灯の抵抗を兼用している回路が一部あるため、それぞれ独立した回路に分離するのが面倒なので、このデコーダの両極性部分を前尾灯に使用し、2FX分を愛称表示器と乗務員室灯に割り振るという、今回の製品にもってこいのデコーダです。

 デコーダのサイズも、この高床部分にすっぽり収まるサイズ感。

 実に良き構成に出来ます。

 この運転室ユニット内ですべてクローズ出来ますので、端材の配線を流用しながら下拵えを進めます。製品の基板から生えていたビス共締めのベロも切断し、再利用するところが工夫のポイント。

 とりあえず、組付け前にはんだ付けできるところはやってしまいます。この後基板を組み付けてからはんだ付けするポジションも残っています。

 

・・・そのうち続く。