光り物のデジタル化は簡単か?
今回の製品は、どういう訳か運転室灯を設けるという、少し不思議なことにチャレンジしている製品なので、DCCによるギミックが実現できれば結構面白いことになります。しかしながら、DCCに対応することを前提とはしていない製品ですので、どこまで隠れアイテムが仕込んであるかを探ることにします。
と、いうことで、、、 運転室は全体がユニット構成になっていて、簡単に車体から外れます。この中に光り物の部品がすべて組み込まれていますので、ひょっとするとという期待が生まれてきます。
室内灯を仕込んだという天井を見てみますと。。。。
カバーは簡単に外れます。単純に後進の際に点灯するだけの、LED・抵抗・ダイオードの回路構成ですので、これは簡単に回路の切り分けが出来そうです。背面仕切りで配線バーの立ち上がりを構成しているようです。
床板側の、通電接点を構成しているプリントボードをネジ2本で外すと、背面の立ち上がり部の接点も見えます。床中空間も確保できてます。前尾灯へのプリント基板は2接点でねじの共締めです。愛称表示器付近にブリッジダイオードが見えます。
そして、前尾灯のプリント基板は・・・・
表面側に、前灯・尾灯・愛称表示器用のチップLEDと、愛称表示器用の抵抗、前尾灯用のダイオードが設けられています。
そして裏面は・・・
前尾灯用の抵抗と、ブリッジダイオードがあります。
これらの構成ですと、愛称表示器の回路は前尾灯回路から分離できそうです。
と、いうことは・・・・・ 愛称表示器と天井灯は、別途ファンクションコントロールを構成することが出来そうということで、うまくするとDCCでのギミックが多少は楽しめそうな感じです。
・・・メデタシ、メデタシ・・・・
・・・そのうち続く。