意外と簡単な冷房化
電車道101系の冷房化改造の上回りでの最大の難関である歩み板の取付は、市販プラ材を使用することが出来ると判明しましたので、一気に課題解決へ向かいます。
市販部材が使えるのと使えないというのは、工作の難易度にかなり影響がありますので、事前に色々調査することが重要であることが今回も再認識されました。
安易に作成費用が高い3Dパーツを手配する前に判明して、良かった良かった・・。
さて・・・・
グロベン2個を取り外した穴が残存していますが、クーラーを取り付けたら隠れると思いきや、1次冷改車は取付位置が偏心していますので、残念ながらグロベン3個側のほうは見えてしまう位置になるので、穴埋めが必要です。
ランボードは左右揃えた長さ。実物は4800mmの長さなので、ちょうど60mmに切りそろえてあげます。
そして穴埋め丸棒部材も準備しまして、穴を1か所のみ大きくし・・・
穴埋めしてあげます。この手法は今までタウラス3のパンタ交換の工事の際などにご紹介している一般的な手法です。
PIKO 59915 CD Railjet 1216 236-0 Ep.6 その2 - 穂の原でんしゃ製作所
ランボードの取付には接着剤を使いますので、周囲をマスキングで養生します。
そして、ランボードの仮合わせは慎重に場所を決めていきます。見えないですが内側の取付ポジションにケガキ線を入れてありますが、合わせるのは意外に手が掛かります。
そして、タミヤセメントを少しずつ流し込みます。サラサラタイプですので隙間へドンドン流れ込んでいきますので、乾かしたら追加を3~4回行って、プラ材の溶解で隙間側充填されるような感じで作業をします。
流し込みを繰り返す際は、仮固定のマスキングは外してしまった方が良いです。
そして、自己満足したら取り付け作業は完了です。
なんやかんや言って、30分程度で済んでしまいました。
手持ちのTOMIXパーツを載せてみると、結構いい感じです。
ということで、搭載できるようにするのは、あっけない作業でした。
・・・そのうち続く。