穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PLUMの209系キットを作り始める その1

先ずはサウンド効果を最初に確認

 プラム屋の209系は、オジサン向けの古い世代の車両の製品が大部分である中でも、比較的新しい車両をお財布に優しい価格帯で発売するという、ありがたい製品です。

 これは早速運転会に登場させなければならないものです。と言っても運転会が先週終わってしまったので、走らせるのは来年1年後ということになってしまいますが・・・

 そして、今年の運転会では来場者のサウンドに対する反応が、例年よりも大きかったことが学びとなりました。現役生が担当であるNゲージは、来場者に運転して戴くことを主眼とするようになっていますが、16番/HOでは走っているところを見て楽しんでもらうという、旧来の方法を踏襲しています。しかしながら、音が出るというのはナカナカまだ世間には無いので、結構皆さんビックリされるようです。

 ということで、209系についても、サウンドを早速仕込むことにします。天ぷら185系の例のように、スピーカーを搭載することを考慮していないモデルにサウンドを仕込むのは結構無理があるところがありますので、このプラムのキットの組み立てでは、サウンドが大きく再生できるようにするには、ということを最優先とします。

 それは、このキットの良いところは天ぷらのクモヤ145や東急7200の構成を研究され、その走行化キットの部品が使える構成になっているため、走る装置については既に完成されていて、新たに工夫を要するような工作が不要だからです。

 先ずは、色々な汎用品が使えるようになっている床板の中央に穴を開けます。これがスピーカーの音を通す穴となります。少し離れたところに通線用の穴も開けておきます。

 床下機器を取り付けする面に、秋葉原仕込み¥50スピーカーを取り付けします。

 客室側には、穂のでん設計DMM.makeでプリントした、特製音響箱を接着取付します。TOMIXの電車のサウンド化に使用しているものを、そのまま流用しています。

 TOMIXの改造例は・・・

作戦の結果 - 穂の原でんしゃ製作所

 2個のボックスでは、かなりの大音響で運転会には最適ですが家庭での走行には少々うるさすぎるので、最近の手入れでは1個に減らしています。

 そのため、今回の209系では6両編成でパワトラ3台をモハ2両に搭載しますので、電力のバランスからパワトラ1台搭載のモハにサウンドスピーカーを1個搭載することにします。

 この後の工事のことも考え、先にスピーカー配線を交換しておきます。この試験後、デコーダから配線を外してしまいます。

 さて、音はどんな感じでしょうか。オープンサウンドデーターから209系の音源をダウンロードし、そのまま書き込んでいます。音源の元は中央線快速で活躍中の1000番代ですので、南武線の音とはちょいと違います。

youtu.be

 まあ、後々入れ替える音は多いですが、先ずは聞こえ具合の確認ですのでこの構成でOKとしてしまいましょう。

 さて、今後の工作については、スプレーワークも含めての作業になりますので天気と相談しながらとなります。よってこのブログへの掲載は飛び飛びになること、あらかじめご了承を。

 

・・・そのうち続く。