穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

トラムウェイ 国鉄101系朱色1号 その11

サウンド化の準備

 電車道の製品では、機関車においてはDCC化をある程度考慮した構成で製品化されていますが、ディーゼルや電車については考慮無しの設計となっています。

 ということで、鉄道模型の王道である創意工夫でナントカするという精神を大いに発揮しなければなりませんが、最近の鉄道模型人口の減少化は、このような元来日本人が得としていた創意工夫をする能力を技力を伴って鍛える機会が減り、頭でっかちの創意工夫のみ得意とするという、日本の強みを失わせる力が働いた「相違工夫」の結果が影響していると考えられます。

 まあ、戯言は適当にして、先ずはDCCサウンド化としてスピーカの取付をど~するということを工夫しなければなりません。

 そこで今回考えたのは・・・

 新設するクーラーを音響箱として利用することですが・・・・

 非冷房車は1編成だけ最後に整備するつもりなので、それはその時考えましょう。

 一体今回は何編成揃えるつもりなのか・・・・?

 ということで、クーラーに隠れる部分に大穴を開けました。

 そして、音響と音量確認のために、スピーカを仮付けして、デコーダを仮接続。

 車体全体が音響箱になるような大音量で、サンプルのエンジン音が響き始めました。これだと6両編成は1個のスピーカで十分な感じ・・・・。

 でも最初の1編成のみは両先頭にスピーカを搭載するつもりです。

 TOMIXのクーラーキセを置くと、音がこもってしまって少々音量が減りますが、それでも結構な大きさ。実際は隙間を0.5mm程度設ける取付方法とする予定で現在クーラーキセを設計中ですので、それ相当の隙間を開けると、キセ無しの状態と同じような音響になりました。

 さて、目論見はうまくいきそうです。

 

・・・そのうち続く。