エンドは逆転
ラッピングならではの表現が出来ているナイトジェットマシンの増備。1116のナイトジェットマシンである195号機さんは、レイルジェットマシンの２エンド先頭側仕様とは異なり１エンド側が先頭側となっていましたが、今回のマシンは２エンド側が先頭仕様になっています。
といっても、どっちも先頭側になって運用されていますので、制御客車の向きの制約からマシンの塗装が２エンド側先頭になってしまうという都合でしょうか。今度はナイトジェット用専用客車のデビューが控えていまして、既に先行車の試運転が盛んに行われているから、それに合わせた塗装向きになったのでしょう。
ということで、通常とは反対向きになります。
このあたりの思想は面白いですね。日本でも同じような事象があり、在来線の東海道線は上り側となる東京寄りが図面上で左、神戸寄りが図面上で右となりますが、新幹線になると新大阪寄りが左、東京寄りが右になります。
といっても、１位２位という決まりもあるので、クモユニ７４のように在来線でも反転してしまう例もあります。この辺り、国鉄車の場合奇数設計と偶数設計という思想もからんできて混乱する一要因になるんですよね。
まあ、単なる決め事なのでどうでも良いことなのですが、これを間違えると大変な事態になるので、結構重要なことです。
ここらあたり、日本の鉄道業界の常識は、変なモノが多いですね～♪。
・・・次回へ続く。
