うまくいきそうだにゃ
走らせる模型に化けることが出来るPLUMの115系キット。
台車枠に軸受メタルを打ち込みますが・・・・
上から、天ぷらPV軸受メタル、中はカツミPV軸受メタル、下はカツミPL軸受メタルです。
一番下のPLはコアレスパワトラに使用しますので、そのまんまの打ち込みで済みます。
ここで重要なのが、車輪の軸長との関係です。実は天ぷら軸受メタルを使用すると、台車枠のポジションが拡がり過ぎて組み立てが上手くいかないのです。
台車枠の軸受部の穴深さは1.7mm。
軸受メタルの寸法は、カツミの場合径が∮2.45で、高さが2.2となるので、0.5mm程台車枠の裏面から飛び出ます。
天ぷらの場合、段付きになっていて、嵌め合いの部分の高さが2mm。径が大きい集電シューを当てる部分が1mmなので、カツミの軸受メタルを使用した場合よりも0.5mm程更に飛び出ますが、どうもこれが致命的なようです。
ただ、PVを使用する場合は、あまり遠すぎても車輪がズッコケるので、結局のことろ穴に座金を入れて少し出代を設ける必要があります。
今回は出代が0.7mm程度になるよう設定しました。
てな感じで組み立てると、集電シューと台車枠、車輪、駆動装置、MMの位置関係が微妙な位置関係で成立するという、実に芸の細かい設計がされた構造であったということが判りました。
すごいすごい!!!!
下から見るとこんな感じ。車輪は引っ掛かりが無くスムーズに転がります。
このまま、両サイドのブレーキてこ連結棒を取り付けてしまっても良さそうです。両台車枠の歪みを揃えないといけませんが。
連結棒を付けることを想定し、台車枠固定ビスにファイバワッシャを噛ませました。
ということで、これはこれは出来の素晴らしいDT21ですね!!
・・・そのうち続く。