両先頭車は、同一の造りのようです。
見付割付上の違いが見当たりません。台車上はすべて機器室になっていて、先頭部のみ運転室との出入口を構成するための通路が設けられているようです。
電車ですので、日本の215系のように1階を機器室として潰す構造ではなく、ホームの高さの観点から1階を生かす構造にしています。
車体長が27mもありますので、十分余裕のある客室が構成できています。
さて、3両セットの中間車は2等車。トイレがありません。
定員が沢山設定できるメリットがあります。
そして単品売りの中間車が1/2等の合造車で、トイレ付きです。
窓割には差が無く、室内の腰掛の違いで差を設けているようです。
日本では、このような近郊型電車は、出現しないでしょう。少なくとも穂のでん坊やが生きている間には、実現しそうにありません。作ってみたいけれども。
・・・おしまい。