穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 58870 DBAG Bpmmbdzf286.1 Ep.6 その2

走行には不安

 このように、繊細なエッチングで仕上げたワイパーや、扉横のLED表示器も印刷ではなく別パーツで表現するなど、まあまあ細かい部分まで表現するようになってしまったのは、先のスイス向け製品と同じレベルです。台車回りも繊細化してしまっているので、下手に脱線させたら色々な部品が壊れてしまいそうです。

 ガンガン走らせて楽しめるピコのモデルの良さは、完全に失われているという状況です。ピコのモデルにはそのような繊細さを求める必要は無いのに、何故かそちらの路線に切り替わってしまいました。こうなると、ロコのようにどちらも両立できる製品の方がやはり落ち着いて扱えますね。

 この制御客車はロコからも発売される予定となっているため(少し発売は遅れていますが・・・)、そちらの製品が発売されるのを待った方が良いかもしれません。

 まあ、このIC塗装の客車は、今までA.C.M.E.やLSから何種類か発売されていますので、それらの走行性に不安の多い車両を用いた先頭車として本製品を使うにはもってこいかもしれません。仕上がりレベルが同程度なので、混結しても違和感が無いでしょう。

 別添のパーツは、付ける必要が無いのですが、ジャンパー栓のみは取り付けた方が良いので作業をしました。

 こんな感じで、収まりが良く取り付け出来ます。ただし床下側もありますので、下回りと上回りを分解して作業し終わった後の取付作業となります。

 

・・・そのうち続く。