棚下から発掘
模型の収納兼走行は、新築時に専用に準備したロフトなんですが、手入れは居室にて行うため、手入れ前の車両群は手入れが追い付かないと、自ずと居室に在留していきます。昨年入院以降、夜なべ作業を避けるようになり、手入れのペースが低調。それ以前に模型屋から送付されてきていた客車たちが、棚下に収納されたままになっていました。
部屋の大模様替えに際し、棚下を整理したら、手入れ前の客車が発掘されました。
昨年、ピコから遂に発売された62系の客車。製品展開を考慮してか、初期の車両ではなく切妻屋根になってからの車両が製品化されました。しかも赤スカートのEp.4仕様にて。
ロコやリマの製品と異なり、特に後付けのパーツも無い、完成状態で販売されています。ただ、面白いのは・・・
この時期は、ステップが可動式のものと、オリジナルの固定式のステップとが混在していた頃なので、製品は可動式のものが取り付けられていますが、付属パーツで固定式に交換できるようになっています。この選択は今までの製品には無いものでした。
さて、行先表示器は既に印刷済み。TEEのInterCity 586列車 Ernst Barlach号。ミュンヘンからアルトナまでとなっています。古い列車なので、知りません。
車番は61 80 19-90 148-6。検水コックの部分がスカートが抜けていて、きちんと塗装もされています。安価ですが、見える部分は随分としっかり作られています。
窓ガラスも若干色付きになっており、高級感が出ています。車体と窓は別パーツですが、変に太いサンでもなく、隙間も無く、とても良く出来ています。
扉横の手すりも、モールドではなく別パーツが取り付け済になっています。
ここまで出来てしまっていると、古いリマの製品辺りは、流石に見劣りしてしまいます。