DCC化を仕上げる
先頭部のLED基盤を復帰する前に、ひとつやっておきたい作業があります。
行先方向幕などの実装作業です。
製品ではシールが添付されていますが、表面側から貼り付ける旧来の一般的な方法ですので、最近の16番製品と並べると少し見劣りする可能性があります。従ってガラスの内側に設置するものを作りました。単に白色ラベルシールに印刷したように見えてしまいますが、左にあらず。
透明プラ板にマット白を塗装したプラ板に、パワポで作成したファイルを透明マットラベルシートに印刷したものを貼り付けした構成になっています。
白プラ板、白ラベルシート共に、LEDの透過性がイマイチですので、それを回避するための構成です。
これを室内側に設置してから、基板を復帰します。
さて、床板ユニットから車体側への給電は・・・・
プラムの209系でも使用した、スプリングピンです。御覧の通り、床板の例の位置に丸穴を開け、そこにプラ丸パイプを差し込んで接着し、スプリングピンを入れ込んだものです。
ここで念のためですが・・・
錘の形状は確認しておいた方が良いです。この切り欠きがあるパターンに配置する場合と、、、
前後ひっくり返して切り欠きが無いパターンと、どちらかに合わせた方が良いでしょう。今回は準備したスプリングピンの長さの都合上、切り欠きが無いパターンにしておきました。
さて、スプリングピンが構造物として室内に増えてしまいましたが、車体の床板の着脱の際の作業性は、製品本来の状態の時と変わらずで済みます。見栄え的には・・
あることを認識すれば判りますが、まあ感じ方は人それぞれでしょうかねえ。穂のでん的には、許容範囲内ですね。
そして、モーター車の始末ですが、先ずは軽いという点。
昨年の185系導入時に大量購入しておいた1mm鉛帯板を切断し、2列に配置し接着取付。その後室内灯基板を実装しました。ねじはM1.4タッピングねじを仕入れたので、それに交換してあります。座金併用です。作業性は非常に向上しており一発で取り付け可能になりました。
そして、床下ユニットの始末ですが・・・
プラモールドの部分は黒色筆塗り塗装としました。そしてモーターは、これも今回つや消し黒のPPシールを仕入れ、ハサミで切り出して貼付けしました。見える範囲だけです。フライホイールの塗装は祟りが発生しそうなので、止めておきました。
モーターの存在は目立たなくなり、イイ感じです。
さて、どうでしょう・・・・
・・・そのうち続く。