何となく?なモデル
かつてのリリプットの製品であったS3/6がそうであったように、プラ製の蒸機は何となく居心地の悪い出来のモノが偶にあります。
今回のハチロクもそんな感じです。
S3/6はスタイルの良い蒸機で、更にリリプットの製品はBR18.3という細身で長身のバージョンが製品化されたので、見栄えが良いのがウリでしたが、何となく見ていると平衡感覚がおかしくなるペラペラのプラ素材製であったのと、ゴムベルトドライブというところで、耐久性が心配というものでした。
今回のモデルは、初回発売品の軸距精度不具合によるロッド外れという事象は改善されているので、走りの観点では問題ないでしょう。
しかし、このように、何となくキャブが前のめりに反るという構造構成上の欠点は拭えないようで、今回は2台ともつんのめっています。
48647にした個体の方が、斜めが顕著ですね。キャブ内にモーターを据えていますので、何かの構成で無理があったのかもしれません。
直すのが面倒なので、分解もしません。よって原因は突き止めていません。
ということで、穂のでんでは蒸機に興味が無いので、多少の不具合があっても直さず、そのまま営業投入となります。
音を出して元気よく走ってくれさえすれば、それでOKです。
・・・おしまい。