サウンドデコーダはまだ
モデルの出来は良いですが、折角の本機用サウンドデコーダの発売が未だです。
今年のサウンドデコーダの新製品から、ピコのデコーダは自社製?のものになります。今まではESUからの供給品でしたが、今回の新製品はバージョンが4.1と銘打ち、メモリの容量を今までの32Mから4倍とした128M、またファンクション数も増やすという謳い文句です。このマシンから、サウンドデコーダはそちらの新しいものが適用とのことです。
残念ながら、ESUのHPでは、この1041形のサウンドが収録されていないので、ピコの新製品の発売を待つしかありません。そこで、取り急ぎ手持ちのPlux22のLokPilotでDCC化をしておきました。スピーカは手持ち品を装着済です。
このマシンも機関室内の室内灯が標準装備。もちろんキャブにも室内灯があります。
御覧の通り、車軸のベアリングが戦前機と同様に大型になっています。その辺は従来の技術を流用というところでしょうし、ボギー台車の構造は天秤構造の部分は戦前機の構造の雰囲気が残っていますが、台車枠の形状は戦後タイプの香りがします。折衷構造のような感じで、これが後のDBのE10試作機へ展開され、様々な種類の試験がされるようになっていったと推察します。
車体の構造について、こちらサイドのフィルタと窓の位置関係は、E10の量産機と同じになっています。なんということでしょう。
こちらのサイドはE50?。直線平面構成の車体で、一部リベット組立が残っているようですが、スタイル的には戦後マシンとしてしまっても良い構成になっています。そのような意味合いでは、墺太利国鉄の方が、戦後の復興については先陣を切っていったということなんでしょう。
・・・おしまい。