ギミック入り
デジタルサウンドマシンが入線しましたので、付属パーツを取り付ける作業がメインとなりますので車体と足回りを分離する必要がありません。
主な作業はZ21にファンクションを登録してあげることです。付属の説明書に各ファンクションごとのサウンドなどの割り当てが記載されていますので、それに沿って登録してあげれば良いのです。
走らせ始めると、モニタ窓から青白くチカチカと閃光が、スイッチの動作音と同期して走ります。これが今回追加されているギミック。ピコのマシンは新製品の度に進化しています。
しかし、よく考えてみると、PIKOから発売されている専用のESUのデコーダを使用しないと、ひょっとして動作しないのかもしれません。単にESUの純正汎用デコーダを使用したままでは、あくまでも標準的な設定でしかありません。前尾灯の点灯条件を、色々と編集しないと所定の動作にならないのと同じ理屈でしょう。
そうなってくると、何かアナログマシンを購入するには、かなりの割り切りも必要という感じになりそうですし、サウンドマシンとの差額を見てみると、サウンド機を当初から導入したほうが面倒ではない、という考えにもなってしまいます。まあ、商売上手なのでしょうかねえ。
色々と考えるところはありますが、このE10.3の模型スタイルが大きく改善された90年代の初頭のリリプットから始まり、ロコ、メルクリンと改良発売され、25年の時を経てピコの発売となりました。実機は引退ということになりましたが、模型界ではニューフェイスとして今後の活躍が期待されます。
・・・おしまい