何となくモノトーン
イェーゲンドルファーのワーグナータウラス。
中央にワーグナーの肖像画が描かれていますが、左右でデザインが異なります。
赤、黒、ゴールドでデザインされており、全体的に暗い雰囲気に仕上がってしまっているため、ちょっと地味なモデルになってしまっています。
製品は、同社のタウラス標準構成となっています。5年前の製品ですので、デコーダーは8P仕様と21MTC仕様のどちらかが選択使用できます。スピーカーはもちろん∮23丸形用のバッフルが取り付けられています。
AUX1出力でハイビームも機能します。室内灯はありませんが、その辺りは製品のベース設計が古いので、まあ仕方ないでしょう。登場時はロコと同程度の価格帯で、仕様が良かったのでお買い得感満載の製品でした。
ただ、同社が出来たばかりの頃で、日本の模型店では当然販路が無く、現地の模型屋も、旧リリプット経営家の再興ということもあり、扱いに若干躊躇して取り扱いが少なかったので、入手は難しい状況でした。
といっても、最近は発売するモデルも絞り込み、うまくLoc&Moreとコラボしたりして、Lemke扱いになったということも助力になったのか、それなりに安定した供給が得られるようになりましたので、予約をしておけば、何とかなる状況ですね。
まあ、模型も売れ筋や売れる量が限られる時代になりましたので、背伸びしいことも重要かもしれません。あるいはピコのように、とにかく大量に一気に中国で生産し、売りまくる、というのも手でしょうが・・・。
・・・次回へ続く。