オーソドックスな造り
ベクトロンでは台車の機構に工夫がなされていましたが、本機はステップや枕ばねの構成が位置関係的に余裕があるため、そのような工夫は必要なく、通常的な構成になっています。
3連の枕ばねとヨーダンパ、ステップは車体に取り付けてあります。A.C.M.E.製品とは異なり前面下部の空気ホースや連結器などは別パーツをユーザー取り付けとなっています。予備部品が別パーツで揃えられていますので、ある程度安心です。
さて、L.S.風の味付けとは・・・・。
1端側は運転側としての風体にしてあります。助士席側は前面カーテンが少し下された状態の再現、またワイパーアームも縦位置に収めて停止させている方向に取り付けられていました。
そして・・・、
2端側は連結面側の状態の再現。カーテンはすべて上げてある状態、そしてワイパーアームの収め位置は下側と、新造時の収め位置の状態にセットされています。
このあたりの表現は、L.S.のこだわりという感じでしょうか。
A.C.M.Eの製品は車体もメルクリンと同様鋳造製でしたが、このL.S.の製品はプラ製車体となっています。
・・・次回へ続く。