穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

パーミルの101系ペーパーキットが出来た

お気軽では無理だった

 良い天気でしたので、今日は巣ごもりとしました。

 といっても、近所の散歩はしたいと思いましが・・・・

 コイツの作業は、かなり手強いものでした・・・・。結局終日作業ということになってしまうことに。

 車体の塗装まで完了しましたので、窓の装着となります。

 このモデルの魅力は、窓周りの表現の良さにありますが、それに比例して作業は大変複雑な工程が必要となります。

 透明セルに保護紙が貼付けしてありますが、レーザー加工でサッシの表現や切り抜きの加工までしてあります。そして、サッシと車体レールの一部を塗装で表現する必要があります。

 そこで、サッシ部の保護紙を、先ずは剥がす必要があります・

 下段窓は、このようにすんなりと剥がれます。

 だがしかし・・・

 上段窓は、サッシとレールで保護紙が別れてしまっているため、チマチマと剥がす必要があります。

 Hゴムの表現も、チマチマと剥がす必要があります。

 ということで、この「剥がすだけ」の作業で1時間強もかかりました・・・

 そして、発色効果用のつや消し黒、サッシはアルミシルバー、Hゴムは灰色と塗装をして乾燥させます。本日はカラカラ天気でしたので時間は早かったのですが、ちょいと予想以上に作業が手間取ったので下回りを間合いで作ってしまいました。

 つや消し黒仕上げではなく、汚れた状態の表現のため、サンドを一吹きしています。転入車の表現では、ちょいと黒々した床下は似合わずなので、穂のでんでは珍しくウェザリング仕様の下回りです。

 さて、アルミサッシ部をマスキングして、レール部の青22号を吹きました。

 これで、窓の下拵えは完了です。ここまでで既に3時間以上かかっています。

 そして、車体への装着。これが最も面倒です。

 キットは、床受けを装着する前に窓セルを入れる構成になっているため、穂のでんのように車体の歪み防止で先に床受けを取り付け作業をしてしまったら、窓セルの下端を切らないと下段窓が入らないのです。

 この辺りは、車体補強の兼ね合いもあり、少々組立のケーススタディが必要なよう。

 そして、2時間かかって装着完了。下回りとドッキングさせて、完成です。あとはレタリングを施工すれば作業は終わり。

 TOMIXのクモニと並べてみて、車体と連結器の高さの確認をします。1mm程車体が高いかもしれません。日光の木製ボルスタの円盤を交換すれば良さそうです。ただイモンカプラの連結高さは良さそうなので、どうしよう。

 たしかに、ちびっと腰高感がありますね。

 やはり、次回は床受けの取付を最後にして、取付位置を指定の裾部一致から1mm程上にあげることが良さそうです。

 ということで、残り5両は車体の湾曲を抑えながら車体を仕上げる方法を考えなければならなくなりました。

 73用のホロを装着して、組立作業は終了。

・・・そのうち続く。