穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

装着してみた

バランスが難しい

 本日は天気が良く猛暑日になりましたので、スプレーワークも進みます。

f:id:abebecchi:20210828160605j:plain

 ということで、DMM.makeで作成した3Dプリンタでのパーツを塗装し、車両へ装着する工事を施工しました。。。

 先ずはB型受電器から。

f:id:abebecchi:20210828160706j:plain

 つや消し黒で表面のテカりを整えた後に、水色を受電器に色差ししました。

f:id:abebecchi:20210828160746j:plain

 車体に装着しました。目立つ部品ですので、雰囲気がバッチリです。でもスカートとの位置関係を見ると少々下がり気味に見えてしまいます。

 それは、どうしても日本の16番モデルの欠点があるからです。

 連結器中心高さは実物では880mmですので、スケールダウンすると11mmとなるのが正解です。でも日本の16番の連結器中心高さはケーディーカプラーを利用することを前提に10mmとされています。

 トミックスの16番モデルも、この日本の悪しき伝統の影響を受けていて、10mmの高さになるよう構成されています。

 この1mmの高さ違いは、随分と大きなものでして、このような正面のバランスに影響がモロに出てきてしまいます。

f:id:abebecchi:20210828161218j:plain

 今回はそれを見越して、胴受け寸法はTNカプラーパーツを踏襲しましたが、受電器部分と取付金の寸法は、若干高さを詰め気味に構成しておきました。

 斜め上から見ると、あまりバランス違いは目立たないので、まあ良しとしましょう。

f:id:abebecchi:20210828161404j:plain

 ということで、B型受電器の無い阪和快速のクハと並べると、違いが顕著に判り、実に雰囲気良く再現出来ました。折角ですので3連ジャンパ栓も製品のモールドに灰色9号を塗装し、ケーブルのところは黒く塗装して、より実物の雰囲気に近付けました。日根野編成の特徴である3連ジャンパの右端のジャンパケーブルを外した状態も、しっかりと再現しました。

f:id:abebecchi:20210828161644j:plain

 やっぱり国電にはB型受電器が必須ですね~~~~~~~~。