下回りの後付け品多し
ロコのベクトロンは、ロコにしては比較的細密な部分まで表現されているので下回りの保安装置関係の受電器など、そのマシンの仕様に合わせた後付け品が沢山準備されています。
このマシンのデザインは、車体裾にロゴが描かれている通りお馴染みのLoc&More社でした。
ところで・・・・
このベクトロンは、ベトナム製になったようです。中国ではコロナ以降供給が様々な面で不安定さが大きくなってきたため、リスク回避の意味もあるでしょう。昨年来新製品の発売が各社軒並みに混乱しているので、こういうことの対策は欧州は早いですね。
車体の塗装は、インクジェットプリンタによるもののようで、塗装面は若干ざらついています。複雑なデザインの再現には最適な手法ですが、シルク印刷のようなきれいな塗面を期待するのが今の技術の断面では難しいので、もう少し向上するのを待つしかないでしょう。
１０年ほど前までのデカール表現に比べれば、塗装面のボッテリ感が無いので、好ましい仕上げにはなっていますが・・・・。
・・・次回へ続く。
